6.70インチ
約4800+1630+800万画素
4070mAh
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製品情報
ゲームも最適な高速5G
「arrows 5G F-51A」は、富士通のハイスペックスマートフォンです。2017年に登場した「arrows NX F-01K」以来のハイスペックモデルです。ちなみにクアルコムの最上位チップセットを搭載するモデルで考えると「ARROWS NX F-04G」以来5年ぶりらしい。
富士通シリーズスマートフォンの初5G端末となります。5Gは第5世代移動通信システムのことで「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」という特徴を持つ次世代通信です。現在は4Gと呼ばれるLTE通信で最大1Gbpsを誇ります。5Gは将来的に最大20Gbpsを目指して開発が進められます。
主要キャリアは2020年春に5G商用サービスの提供を控えています。通信速度や提供地域は分かりませんが、5Gにより映画などの大容量データは数秒でダウンロード完了。ストリーミング視聴もクルクルと円が回らず快適に視聴できることでしょう。
5Gでは大きく分けて6GHz未満の周波数帯を用いる「Sub6」と、28GHz帯ほかの高周波帯を用いる「ミリ波」でサービスが提供されます。
LTEなどの4Gでは3.6GHz以下の周波数帯が使われてきており、5Gの最初は4Gと周波数帯の近い「Sub6」で提供されます。「ミリ波」は大容量超高速通信ができる一方で、高周波数帯の特長である直進性が高いことから建物の間に回り込みづらいのです。人や建物が邪魔をしてパフォーマンスが下がりやすいので、さまざまな技術を駆使して今後展開されるものと思われます。
「arrows 5G F-51A」は「Sub6」「ミリ波」どちらにも対応しています。通信に関してさまざまな方式に対応するとアンテナ設計が難しくなります。特に5Gは本体が大きくなってしまいがちですが、「arrows 5G F-51A」は7.8mmという薄さを実現しています。
今回のラインナップにおいて、国内メーカー製スマホとして唯一「ミリ波」に対応しています。海外メーカー製でも「Galaxy S20+ 5G SC-52A」だけです。
ドコモのネットワーク面ですが、ミリ波によって受信時最大4.1Gbpsに対応しています。アップロード速度も5Gでは送信時最大480Mbpsです。発売時点は、ドコモの5G回線がSub6のみとなる可能性があり受信時最⼤3.4Gbps、送信時最⼤182Mbpsです。
5G通信はまだ一部エリアで限定的な提供ですので、基本は4G通信になるかと思います。LTEの通信速度は、受信時最大1.7Gbps、送信時最大131.3Mbpsです。
5G対応であるため、パフォーマンス性能もアップしています。5G対応のフラッグシップモデル向けチップ「Snapdragon 865」を搭載しています。CPUパフォーマンスは約15%向上、GPUパフォーマンスは約25%向上を果たしています。ゲームもさくさく動くので、モバイルFPSで最強のプロeスポーツチーム「REJECT」のスポンサーとなり、富士通としても推しています。
フレーム一体型のベイパーチャンバー採用による熱拡散構造で熱対策も講じています。ベイパーチャンバーは、揮発しやすい液体が入っており、温度が上がると気体になり、温度の低いところで熱を放出して液体に戻る仕組みです。
とはいえ、昔の富士通スマホは熱を持ちやすく、処理落ちしやすかった印象があります。熱がどれだけ分散し続けてくれるのか確認してみたいところです。この薄さがネックにならなければ良いのですが。
快適ゲーミング設定も可能。バッテリー消費量を増やしてでもCPUを優先させ快適に動作させる設定が可能です。また、ゲームに集中したい方向けに、通知のON/OFFや誤操作防止の設定も可能となります。
トレンドを押さえ、富士通らしさも残る
カメラはトリプル仕様です。構成としては約4800万画素広角カメラ、約1630万画素超広角カメラ、約800万画素望遠カメラです。
アドビとの協力によって、「Photoshop Express」モードを搭載。Photoshop Expressのフィルターがかかった写真も同時に撮影できるモードです。夜景などの撮影が難しいシーンでも明るく補正してくれるので、編集作業の手間が省けるかも。
AI技術を取り入れており、撮影した写真以外に笑顔や驚いた顔などの豊かな表情のおススメの写真や短い動画を自動で保存してくれる「AIオートショット」や、スイングなどのダイナミックな動きを抽出し、スローモーションで再生される「AIスローモーション」を搭載。
また、カメラ自らが被写体を追い、なめらかにズームする「Live Auto Zoom」を搭載しています。動く子どもを見逃す心配もなく、自然にズームアップしてくれます。
インカメラは3200万画素の高画質。右上にインカメラの部分だけ穴を開けたパンチホール型のディスプレイを採用しています。富士通としては、ノッチ型は採用がありますが、パンチホールは初採用です。画面が大変大きく感じることができます。
指紋センサーも画面内蔵型に進化しました。他社でも採用が広がり、富士通でも採用されました。今まで背面に指紋センサーを搭載していたときには、スクロールや拡大が簡単にできる新感覚UI「Exlider」を搭載していましたが、画面内蔵になり「Exlider」は搭載されていません。
よく使うアプリを特定の指紋に紐づけることができる「FASTフィンガーランチャー」に対応。指紋センサーに触れるだけでかんたんに画面ロック解除と指定アプリ起動ができます。キャッシュレスアプリもすぐに表示されて、レジでスムーズに支払うことが可能です。
「ダイレクトモード」と「ランチャーモード」という2つのモードが用意されており切り替えが可能です。「ダイレクトモード」は、1つの指紋に1つのアプリが設定でき、素早く使うことができます。「ランチャーモード」は、1つの指紋にランチャーで4つのアプリが設定でき、センサーのスライド方向によって指定アプリを変えられるので、覚えていれば多くのアプリを一発起動できます。
泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で洗える防水性能を備えています。意外とスマホは汚れているという話は聞きます。富士通のハイスペックモデルとしては初対応です。2020年春の新型コロナウイルス流行には、大変ありがたい機能です。国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープあるいは国内メーカー製の家庭用液体タイプの食器用洗剤を使用するよう案内しており、固形石鹸や粉末石鹸などでは洗浄してはいけないといいます。食器用洗剤は原液を直接つけないようにも案内しています。
基本スペックですが、OSはAndroid 10採用、CPUはオクタコア(2.8GHz+1.8GHz)を搭載。内蔵メモリのRAMは8GB、ROMは128GB搭載。最大1TBのmicroSDXCにも対応しています。おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。
スペック
キャリア | NTTドコモ |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
発売日 | 2020年7月30日 |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約164mm×76mm×7.8mm |
質量 | 約170g |
OS | Android 10(発売時) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 865 オクタコア(2.8GHz+1.8GHz) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | |
ネットワーク | |
GPS | 〇 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
テザリング | 〇 |
Bluetooth | 5.1 |
メインディスプレイ | |
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サイズ | 6.70インチ |
解像度 | (3120×1440ドット) |
方式 | 有機EL |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約4800+1630+800万画素 |
サブ | 約3200万画素 |
カメラ機能 | |
その他 | |
防水 | IPX5,IPX8 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | - |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | - |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | - |
電池容量 | 4070mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2020年12月21日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより、一部5Gエリアでの通信速度が向上するほか、「伝言メモの再生ができない場合がある事象」や「マナーモード設定画面がうまく表示されない場合がある事象」などが改善されると案内している。
2020年11月4日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより、28GHz帯(ミリ波)に対応すると案内している。
対応エリア内で受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsの通信が可能になる。
2020年10月5日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより「Wi-Fi接続時の表示が正しくない場合がある事象」などが改善されると案内している。
2020年8月6日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより「通話中画面が消灯したままになる場合がある事象」や「まれに使用するSDカードの状態により、電源再起動を繰り返す場合がある事象」などが改善されると案内している。
2020年7月22日発売
ドコモは、富士通製スマートフォン「arrows 5G F-51A」を7月30日に発売すると発表した。
2020年3月18日発表
ドコモは、2020年5G新商品ラインナップとして、富士通製スマートフォン「arrows 5G F-51A」を2020年6月下旬以降に発売すると発表した。
発売に先立ち、2020年3月18日より事前予約の受付を開始する。
ドコモでは、スマートフォン11機種、タブレット1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種を発表している。
外部リンク
(最終更新日:2021/01/03)