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グーグルのスマートフォンシリーズ「Pixel」の最新モデル「Pixel 3 XL」の廉価版になります。Google ストアから購入できるほか、ソフトバンクでも取り扱われます。
「Pixel 3 XL」は、11万9000円という価格に対して約半分の6万円で手に入ります。もちろんさまざまな面でコストカットされていますが、日常生活においてそこまでいらない過剰な機能の部分がカットされています。例えば、ワイヤレス充電非対応や防水性能の保護ダウン、処理性能ダウンなど、あれば便利くらいです。
カメラは「Pixel 3 XL」とほぼ同等で、夜景モードやポートレートモードなどの撮影モードに対応しており、きれいに撮影できます。ディスプレイは「Pixel 3 XL」と同様主流となってきた有機ELを搭載していますが、「Pixel 3 XL」の上部にあったノッチは見送られ、ベゼルのある画面小さめになっています。
※発売当時の同機種を基準として管理人が独断と偏見で判定しています。
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「Pixel 3 XL」との違い!安く買えて必要機能あり?
「Pixel 3a XL」は、グーグルのスマートフォンシリーズ「Pixel」の最新モデル「Pixel 3 XL」の廉価版になります。価格が半分まで抑えられる一方、機能が削られている点もあります。
ただコストダウンするために、適当にスペックダウンしたのか?いや、そうではありません。ミドルレンジモデルを使う上で、満足できる機能は残している印象です。
まずはボディ素材ですが、「Pixel 3 XL」ではガラスとメタルフレームだったのに対し、「Pixel 3a XL」ではポリカーボン(プラスチック)に変更されています。背面から側面にかけて継ぎ目がないユニボディーとなったため、かなりきれいな印象です。背面部分にさらさらとした表面処理が施されており、指紋が目立たず手から滑りにくいです。
防水機能も従来引き続き対応していますが、保護レベルが水没しても大丈夫な「IP68」でしたが、「Pixel 3a XL」では生活防水(防滴)レベルの「IP52」に下げられています。雨に降られるくらいは保護してくれます。
CPUも「Pixel 3 XL」ではハイエンドの「Snapdragon 845」を搭載していましたが、「Pixel 3a XL」ではミドルハイの「Snapdragon 670」となっています。3Dゲームの重たい処理には向きませんが、簡単なゲームや普段利用するのであれば、十分満足するスペックです。
また、バッテリーはこれまで対応していたワイヤレス充電機能が外されました。ただし、15分間の充電で7時間の使用が可能な急速充電機能は残されています。
逆に「Pixel 3 XL」に搭載されていなかったイヤホンジャックが搭載されました。ハイスペック利用者は、ワイヤレスイヤホンでかっこよく聴いている(個人的見解です。)一方、ミドルレンジ利用者は、好きなイヤホンで音楽を楽しむ人も多いので、嬉しい気遣いです。
メモリ(RAM)が4GBやFeliCaポート搭載、評価の高かったカメラ、背面の指紋認証センサーなど必要な機能は引き続き搭載されています。
評価の高いカメラは健在
カメラは「Pixel 3 XL」と同じモジュールを搭載し、F値1.8の明るいレンズの1220万画素カメラです。カメラは日常で使う人も多く、非常に評価が高かったので継承されています。デュアルピクセル位相差検出に対応したAFを採用しています。暗いところでも手ブレなしで明るく撮れる「夜景モード」、撮影後に背景ぼかしや焦点をずらしたりできる「ポートレートモード」、動画撮影中に仔犬などの動き回る被写体に自動でピントを合わせる「モーションオートフォーカス」、超解像ズーム、HDR+などの機能で、美しい写真を撮影できます。
撮影時にAIがシャッターを押す前後の写真の中から、写っている人が目を開けた状態の笑顔でカメラを向いた瞬間の写真を解析して最適な1枚をおすすめしてくれる「トップショット」も引き続き搭載されています。
また、「Googleカメラ」アプリがアップデートしたことで、新しくタイムラプスの機能も加わります。タイムラプスは時間が経過する様子を早回しで見ることができる機能で、最大で120倍速の撮影が可能です。120秒に一回シャッターを切り、撮影した写真をつなぎ合わせて動画にするというものです。「Googleカメラ」アプリのアップデートなので、旧モデルにもタイムラプスが対応していきます。
ストレージは64GBのみで、外部メモリ非対応です。しかし、Google フォトを使うことで、ストレージ容量を気にすることなく無料で高品質の写真や動画を保存できます。
インカメラは画角84度、F値1.8の800万画素シングル構成です。「Pixel 3 XL」にあった広角レンズは搭載されておりません。そのため、従来デュアルカメラで184%の広角撮影を可能にしていましたが、視野84度の固定での撮影となります。
Google製ならでは
端末の下部をぎゅっと握ると Google アシスタントが起動できる「Active Edge」は引き続き搭載し、話しかけるだけでテキストを送信したり、道順を確認したり、通知を設定したりできます。
安心という意味では、グーグルが提供するということで、最低3年間のOSのバージョンアップとセキュリティアップデートを保証しています。
OSのバージョンアップはいち早く提供されるほか、YouTube、Google フォト、Gmail などのGoogle アプリの新機能も一番早く試すことができます。「Pixel 3a XL」を含む Google Pixel ポートフォリオ全体で、Google マップの AR 機能のプレビュー版を試せるとのことです。
Google が開発した「Titan M」という独自のチップを採用しており、ユーザーの大切なデータの保護をサポートします。
ディスプレイは6.0インチの有機ELディスプレイを採用しています。「Pixel 3 XL」のディスプレイは狭額縁なものになっており、画面上部にはサブカメラやセンサー類を囲むようにしてスペースを確保する「ノッチ」が存在しましたが、「Pixel 3a XL」ではノッチのないディスプレイとなっています。その分画面サイズが6.3インチから6.0インチに小さくなっています。有機ELということで高コントラスト、バックライト不要による電池持ち、常に表示状態にしておくことも可能です。画面アスペクト比18:9の縦に広い画面サイズのため、ブラウジングでは情報量を多く表示できるほか、動画や映画をより大画面に楽しめます。
基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア(2.0GHz×4+1.7GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは4GB、ROMは64GBを搭載。microSDカードには対応していません。NFC、おサイフケータイ、防水、防塵に対応しています。バッテリー容量は3700mAhで、急速充電に対応しています。充電端子はType-Cを採用、3.5mmのイヤホン端子も搭載しています。
対応バンドですが、FDD-LTEがB1/2/3/4/5/8/12/13/17/18/19/21/26/28、TDD-LTEがB38/41、3G(W-CDMA)がB1/2/4/5/6/8/19。GSM(2G)が850/900/1800/1900MHz。3波のキャリアアグリゲーションもサポートしており、受信時最大600Mbps、送信時最大75Mbpsです。SIMカードスロットはnanoSIMを1つ用意しておりますので、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)には対応していません。
スペック
キャリア | SIMフリー/ソフトバンク |
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メーカー | |
発売日 | 2019年5月17日(SIMフリー) 2019年5月17日(SoftBank) |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約160.1mm×76.1mm×8.2mm |
質量 | 約167g |
OS | Android 9.0(発売時) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 670 オクタコア(2.0GHz×4+1.7GHz×4) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | |
ネットワーク | |
GPS | 〇 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
Bluetooth | 5.0 |
メインディスプレイ | |
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サイズ | 6.0インチ |
解像度 | フルHD+(2160×1080ドット) |
方式 | 有機EL |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約1220万画素 |
サブ | 約800万画素 |
カメラ機能 | フルHD動画撮影/光学式手ぶれ補正 |
その他 | |
防水 | IPX2 |
防塵 | IP5X |
耐衝撃 | - |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | - |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | - |
電池容量 | 3700mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2020年9月9日製品アップデート
ソフトバンクはグーグルのスマートフォン「Pixel 3a XL」をAndroid 11にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2019年10月9日製品アップデート
ソフトバンクは製品アップデートにより動作安定性の向上などが図られると案内している。
2019年9月4日製品アップデート
ソフトバンクはグーグル製スマートフォン「Google Pixel 3a XL」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2019年5月9日発売
ソフトバンクは、SoftBankブランドとしてグーグルのスマートフォン「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」を、2019年5月17日に発売すると発表した。
発売に先立ち、5月10日午前10時からソフトバンク取扱店およびオンラインショップで予約を受け付ける。
2019年5月9日発表
グーグルは、Androidスマートフォン「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」を発表した。
日本では5月17日に発売予定で、GoogleストアにてSIMロックフリーモデルの予約を5月8日から受け付ける。
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外部リンク
(最終更新日:2020/09/13)