SIMフリー スマートフォン
HTC U12+
無限の可能性に挑み続ける
製品情報
「HTC U12+」はHTCのフラッグシップに位置付けられるSIMロックフリーのAndroidスマートフォンです。価格は税抜9万5000円とお高めです。従来モデルの「HTC U11」はau・ソフトバンクからキャリアモデルが登場していましたが、「HTC U12+」はキャリア版のアナウンスは現時点ではありません。
カラーラインナップの中に個性的なものがいます。それは「トランスルーセント ブルー」で半透明のブルーで内部の部品が少し垣間見える美しいデザインとなっています。指紋センサーやカメラ周りを中心に透過して見える感じです。まさにガジェットという一台で男がほれ込むのではないでしょうか。半透明といえばauが手掛けたデザイン重視ブランド「iida」で登場した東芝製折りたたみ型ケータイ「X-RAY」がありましたね。他のカラーは半透明ではありません。
カメラはなんとメインもサブもデュアルカメラ仕様です。メインカメラは1200万画素の広角カメラと1600万画素の望遠カメラを組み合わせたデュアルカメラで、光学2倍ズーム、デジタル10倍ズームに対応しています。位相差オートフォーカスとレーザーオートフォーカスを組み合わせたウルトラスピード・オートフォーカス2で、動き回っていてもきれいに撮影できます。レーザーフォーカスのおかげで暗い状況でも正確に焦点を合わせることができます。手ぶれ補正は光学式の手ぶれ補正を備えています。インカメラは800万画素と800万画素のデュアルカメラで、84度の広角撮影や背景ボケ、顔認識などが可能です。最近のトレンドとなっています、キャラクターを顔に重ねられるエフェクト機能「ARステッカー」にデフォルトのカメラアプリに搭載しています。
独自UIとして、端末を握って操作する「エッジセンス」がありましたが、今回進化し「エッジセンス2」となりました。これは端末両側面の下部に感圧センサーと超音波センサーを搭載しており、にぎることで様々なアプリを起動できるものでした。「エッジセンス2」からは、「持つ」「タップする(片方をダブルタップ・左右どちらでも可)」にも対応しました。ちなみに側面にある音量ボタンと電源ボタンは突起は設けられているようですが、感圧式センサーに変更されています。ボタンレスデザインとなったわけですが、微細な振動による触覚フィードバックによる押したと感じられる仕組みになっています。サイドに感圧センサーを入れる仕組みはシャープも「グリップマジック」として行っていましたが、持つだけで画面がONになるだけであって、エッジセンスは操作が伴うので慣れはいると思いますが素早い操作を可能となると思います。握る力の強さの調整を行いながら自分にとって使いやすくカスタマイズしていくと面白いと思います。
ディスプレイについては、6.0インチで左右のベゼルはHTC U11よりも2mm狭い極狭額縁を実現しています。iPhone Xをはじめとした端末上部にノッチを作るような構造ではないですが、ぎりぎりまでディスプレイを持っていった全面ディスプレイのようなデザインです。今流行りの画面比率18:9の縦に広い画面サイズのため、ブラウジングでは情報量を多く表示できるほか、動画や映画をより大画面に楽しめます。従来モデル「HTC U11」と比べると、画面サイズは0.5インチ広くなりつつも、狭額縁仕様のおかげで横幅は約2mmほど小さくなっています。
基本スペックですが、OSはAndroid 8.0採用、CPUはオクタコア(2.8GHz×4+1.8GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは驚異の6GB、ROMも驚きの128GB搭載。最大256GBのmicroSDXCにも対応しています。おサイフケータイ、防水、防塵に対応しています。バッテリー容量は3500mAhで充電端子はType-Cを採用しています。生体認証は指紋と顔認証に対応しています。
SIMですが、どうもシングルSIM仕様でDSDSは非対応。対応バンドは非常に豊富で、5波のキャリアアグリゲーションまでサポートしています。おサイフケータイや防水防塵にも対応していることからSIMフリーというよりキャリア向けのように感じるスマートフォンです。その対応バンドについては、3GがB4/B5/B8/B2/B1で、FDD-LTEがB4/B12/B17/B28/B20/B5/B8/B3/B1/B7/B32/B2/B13/B66で、TD-LTEがB39/B40/B38/B41で、2G(GSM)が850/900/1800/1900MHz。MVNOでも取り扱われ、例えばIIJmio、NifMo、楽天モバイルなど。
取り扱いMVNO
スペック
HTC U12+ | ||
---|---|---|
キャリア | SIMフリー | |
メーカー | HTC | |
発売日 | 2018年7月20日 | |
OS | Android 8.0(発売時) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 オクタコア(2.8GHz×4+1.8GHz×4) | |
形状 | ストレート | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約156.6mm×73.9mm×8.7mm(最厚部:約9.7mm) | |
質量 | 約188g | |
連続待受時間 | 未定 | |
連続通話時間 | 未定 | |
ディスプレイ方式 | メイン | Super LCD6 |
サブ | - | |
ディスプレイ解像度 | メイン | Quad HD+(2880×1440ドット) |
サブ | - | |
ディスプレイサイズ | メイン | 6.0インチ |
サブ | - | |
カメラ有効画素数 | メイン | 約1200+1600万画素 |
サブ | 約800+800万画素 | |
カメラ機能 | 4K動画撮影/光学手ぶれ補正 | |
防水 | IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
GPS | 〇 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 5.0 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | - | |
おサイフケータイ | 〇 | |
赤外線通信 | - | |
電池容量 | 3500mAh |
ニュース
2018年7月19日発売
インターネットイニシアティブは、MVNOサービス「IIJmio」向けにHTC製のAndroidスマートフォン「HTC U12+」「HTC U11」「HTC U11 life」の3機種を7月26日に発売すると発表した。
2018年7月12日発表
楽天は、「楽天モバイル」において、HTC製スマートフォン「HTC U12+」の取り扱いを開始すると発表した。
7月12日10時からオンラインで「楽天モバイル」のSIMカードとのセット販売および機種変更の受付を開始し、7月21日から発送開始する。
一部店舗では7月29日から受付を開始する。
2018年6月27日発売
HTC NIPPONは、SIMロックフリーのフラグシップスマートフォン「HTC U12+」を日本市場で7月20日より発売すると発表した。
関連機種
外部リンク
(最終更新日:2018/08/19)