製品情報
「HUAWEI P30 Pro」は、フラッグシップモデル「P」シリーズの最新モデルです。同時に一般モデルの「HUAWEI P30」も発表されています。
「HUAWEI P20 Pro」の後継機種ですが、どちらかというと、「HUAWEI Mate20 Pro」の仕様を受け継いでいるようです。
日本での発売があるかは現時点では不明ですが、価格が13万円程度になる見通しで、高性能カメラを買うんだという気持ちでの購入になるかと思います。
クアッドカメラで脅威のズーム
カメラは4つのレンズを搭載しています。構成自体は広角、超広角、望遠の3眼で、プラスして第4のレンズとして光を利用した深度測定用のTOFカメラを搭載しており、正確な測距が可能で3DカメラやARなどの用途に活用されます。もちろんライカカメラとなっています。
それぞれの構成ですが、125mm相当(35mm判換算)の望遠レンズでF値1.8の800万画素、27mm相当の広角メインレンズでF値1.6の4000万画素、16mm相当の超広角レンズでF値2.2の2000万画素のトリプル仕様です。望遠レンズの焦点距離125mmはスマートフォンとしては最大級で、デジタルズームを使わなくても標準レンズの約5倍の望遠撮影を実現します。
望遠レンズは、プリズムによって光を90度屈曲させて、レンズを横に配置しているとのことです。反射鏡などを利用して視点の位置を変える潜望鏡(ペリスコープ)のような仕組みになっているということです。これにより、焦点距離を確保できます。焦点距離が長いと画角が狭くなりますが、遠くのものを写すことができます。
望遠レンズの進化によりズームは光学5倍にパワーアップ、デジタルズームを組み合わせたハイブリッドズームは10倍。デジタルズームは、なんと50倍に対応してます。お月様を撮るのはスマートフォンでは無謀かと思っていましたが、50倍までズームできるとクレーターが分かるくらい大きく撮れるようです。とはいえ、50倍まで拡大すると画質は荒れるようですが。
4000万画素のメインカメラのCMOSセンサーは 一般的なRGGB配列ではなく、緑を黄色に置き換えたRYYB配列を採用しています。これによって光の取り込める量を増やし、センサーサイズの拡大もあいまって、ISO409600まで感度を高めています。
超広角カメラでは従来通り2.5cmまで寄ったマクロ撮影に対応しています。また、複数カメラを搭載しているので2つのカメラを同時に作動させて異なる画角を一発で撮影出来る機能も用意しています。
充電や認証などが便利に
Qiのワイヤレス充電に対応しています。「Mate 20 Pro」と同様に「P30 Pro」自体がQiのワイヤレス充電機としての機能を持ち、他のデバイスを充電できるというユニークな機能を兼ね備えています。今まで給電機能を持った機種はいくつかありましたが、ケーブルを接続しなければならず、煩わしさがあったかなかったか分かりませんが、簡単に充電できます。
新開発の40W急速充電に対応。30分間で70%の充電が可能だといいます。ワイヤレス充電も15Wの充電に対応しています。
ディスプレイに指紋センサーを内蔵し、画面上の決められた場所に指を置くだけで指紋認証を行える「ディスプレイ指紋認証」に対応しています。ディスプレイ内部から光を当て、全反射させて内部のCMOSセンサーで指紋を識別している「光学式」を採用しています。
Galaxy S10で採用している超音波を使い指紋の凹凸まで3Dで読み取る「超音波式」の方が、偽造のリスクが低く光学式に比べてセキュリティが高いといえますが、そこまでの性能は入っていません。
受話スピーカーの代わりに画面を振動させる「アコースティックディスプレイテクノロジー」を搭載しています。適当に耳をディスプレイ上部付近を当てるだけで聞こえるようです。京セラが搭載している「スマートソニックレシーバー」と同様かと思います。
プロセッサは「Mate 20 Pro」と同じ7nm製法のKirin 980を採用。AI処理用のNPU(ニューラル・プロセッサ・ユニット)も2つ搭載されたハイエンドSoCです。
エッジまで広がる大きなディスプレイ
6.47インチのフルビューディスプレイは小さなノッチを採用することで上部が狭額縁となり「P20 Pro」の6.1インチより大画面化になっています。下部も「P20 Pro」にはかなりのベゼルがありましたが、より狭いベゼルになっています。縦横比は前モデルの18.7:9から19.5:9になり、さらに縦に長くなってはいます。
上部の切り欠きはしずく型ノッチと称してインカメラのみ格納している小さな切り欠きとなっています。「P20 Pro」では台形型のノッチでしたが、「nova light 3」で採用されたしずく型ノッチです。
本体正面を見て分かるように、ディスプレイ両サイドがカーブしたエッジディスプレイになっています。有機ELの特性を活かした形です。横幅は「P20 Pro」より抑えられています。その代わり高さが伸びています。
カメラ特化で劣化?
顔認証は「Mate 20 Pro」では3次元奥行き感知カメラによる3D方式を採用していましたが、簡易的な2D方式となっています。ただ、ファーウェイの2D方式でもアルゴリズムの改良で写真では認証できないようになっていたりはします。
HUAWEI P30 Proはイヤホンジャック非搭載のようです。有線接続であれば、USB Type-Cから変換する必要があります。ちなみにHUAWEI P30はイヤホンジャックを搭載してます。
外部メモリは、ファーウェイ独自のNMカード(ナノメモリーカード)というナノSIMと同じサイズのメモリーカードを採用しています。microSDカードは非対応です。ナノSIMカードスロットに入れて利用することになり、本端末はデュアルスロットのため2枚同時待ち受けで外部メモリカードは利用できません。
基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア(2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4)を搭載。内蔵メモリは6GB RAM+128GB ROMと8GB RAM+128/256/512GB ROMを搭載。IPX8の防水、IP6Xの防塵、NFC、テザリングに対応しています。バッテリー容量は4200mAhで、ファーウェイ独自の急速充電に対応しています。充電端子はType-Cを採用しています。イヤフォン端子はありません。
スペック
キャリア | NTTドコモ |
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メーカー | ファーウェイ・テクノロジーズ |
発売日 | 2019年9月13日 |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約158mm×73mm×8.6mm |
質量 | 約192g |
OS | Android 9.0(発売時) |
CPU | HiSilicon Kirin 980 オクタコア(2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | |
ネットワーク | |
GPS | |
Wi-Fi | |
テザリング | |
Bluetooth | 5.0 |
メインディスプレイ | |
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サイズ | 6.50インチ |
解像度 | フルHD+(2340×1080ドット) |
方式 | 有機EL |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約4000+2000+800万画素 |
サブ | 約3200万画素 |
カメラ機能 | |
その他 | |
防水 | IP8X |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | - |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | - |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | |
電池容量 | 4100mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2019年9月9日発売
ドコモは、ファーウェイ製スマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」を9月13日に発売すると発表した。
2019年8月20日発表
ドコモは、事前予約の受付を停止していたファーウェイ製スマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」を8月21日午前10時から再開すると発表した。
販売開始日は9月を予定しているという。
2019年5月22日発表
ドコモは、今夏発売予定のファーウェイ製スマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」の事前予約受付を停止したと発表した。
予約受付再開については、別途案内するとしている。
2019年5月16日発表
ドコモは、2019年夏モデルラインナップとして、ファーウェイ製スマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」を2019年夏に発売すると発表した。
発売に先立ち、2019年5月16日より事前予約の受付を開始する。
ドコモでは、スマートフォン9機種、ケータイ1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計11機種を発表している。
2019年3月27日発表
ファーウェイは、フラッグシップモデル「P」シリーズの「HUAWEI P30」「HUAWEI P30 Pro」を発表した。