通話・カメラ・音声メモまで!スマホと連携する腕時計「GALAXY Gear」(1/2)

#010(2013/11/14)

スマートウォッチ市場は最近熱くなり始めている。サムスンも参入した。「GALAXY Note 3」や「GALAXY J」などの紹介はしたが、サードパーティーは一切触れていなかったので、今回はスマートウォッチ「GALAXY Gear」について簡単に書いてみようと思う。

スマートウォッチ「GALAXY Gear」

ウェブサイトの改良を行っていて最近全然記事を書けていませんでした。この内容ももう少し早く出せたら良かったのですが…。本当にすみません。そろそろ本題にいきます。

「GALAXY Gear」はサムスン製のスマートウォッチと呼ばれる腕時計型のスマートフォンのアクセサリ製品。ドコモとau、アイ・オー・データで取り扱われている。対応機種はGALAXY Note 3」、「GALAXY J」とまだまだ少ないが、Android 4.3へアップデートすると「GALAXY S4」などの旧機種でも連携が可能になる予定だという。

見た感じしっかりした腕時計

サイズがそれなりにあり画面が四角なので存在感はあるものの、違和感なく腕に付けられるだろう。見た目も普通の腕時計を付けているのと変わらないすっきりしたデザインだと感じる。重さも約73.8gとG-SHOCKなどの普通の腕時計と同じくらい。そして、人に自慢ができるでしょう。

カラーは、ジェットブラック、モカグレー、ライムグリーン、ワイルドオレンジ、ローズゴールドの5色を展開する。カラーについて詳しく言うと、ジェットブラック、モカグレー、ライムグリーン、ワイルドオレンジは本体がシルバーでバンドがそれぞれのカラーとなる。ローズゴールドは本体がゴールドでバンドが白系となっている。ただ、ドコモはジェットブラックしか扱っていないので、他カラーがよければほかの販売店で入手するとよい。

通話もできるすごい奴

「GALAXY Gear」は腕時計型であるので、ホーム画面には時計が表示されている。画面サイズは1.6インチで有機ELディスプレイを搭載する。表示される時計はデジタル、アナログどちらも用意されていて、背景色も好きな色に変えられる。

タッチパネル対応で左右にフリックすることでメニューが次々と出てくる。画面が小さいこともあり戻るキーなどはない。画面を上から下にフリックすると1つ前に戻ることができる。また、ホーム画面(時計の画面)で上から下にフリックするとカメラが起動するなど特別な操作もある。

対応スマートフォンとBluetooth 4.0でペアリングすることでハンズフリーで通話ができる。ノイズキャンセリングに対応した2つのマイクと、1つのスピーカーが搭載されている。電話番号を入力したり、連絡先から選んで発信することが可能。また、スマートフォンへの着信や受信メール、SNSの通知を確認することができる。「S Voice」による声での操作にも対応している。

思い浮かんだことをすぐにメモ

マイクがあることにより、ボイスレコーダーのように音声を録音できる音声メモ機能も搭載している。最大5分間の録音が可能。

特にすごいところは、録音した音声をスマートフォンに転送して、文字変換してテキストにしてくれる機能を備えている。いちいち聞き直してノートに書く必要がなくなるわけだ。

私はボイスレコーダーを使っているため、いつも必要のないところも聞きながら文字に直していた。しかもこの機能の変換精度が意外に高いということで実用的ではないだろうか。