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Galaxy S10
これが次世代
製品情報
「Galaxy S10」は、フラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの最新モデルです。デザインが一新され、さまざまな新機能を搭載しています。ドコモとauから2019年夏モデルとして登場します。
今回の「Galaxy S」シリーズは画面サイズ違いで3モデル用意されました。6.1インチの「Galaxy S10」、従来からある大画面6.4インチの「Galaxy S10+」、新しく仲間に加わった小さめ5.8インチの「Galaxy S10e」です。
ボディのデザインは従来モデルの流れを継承したディスプレイの左右を湾曲させた形状を採用しています。ただし、全体的なイメージは大きく変わっています。何しろ時代の流れに沿った全面ディスプレイですから。ディスプレイ側はGorilla Glass 6を、背面側はGorilla Glass 5を採用しており、丈夫さをアピールしています。
ディスプレイ広々〜(指紋認証とパンチホール)
ディスプレイに指紋センサーを内蔵し、画面上の決められた場所に指を置くだけで指紋認証を行える「ディスプレイ指紋認証」に対応しています。従来の背面指紋センサーは廃止となりました。
その画面内指紋センサーは他社では光学式といってディスプレイ内部から光を当て、全反射させて内部のCMOSセンサーで指紋を識別していますが、Galaxyは米クアルコムなどが推進していた超音波式を採用しています。
「光学式」は、指紋を二次元で読み取っているに過ぎず、偽造した指紋で突破されやすいリスクがあります。「超音波式」は超音波を使い指紋の凹凸まで3Dで読み取る事が可能です。そのため、偽造のリスクが低く光学式に比べてセキュリティが高いといえます。
Galaxy S10では顔認証もサポートしていますが、赤外線カメラなどの3D認証での顔認証ではないため、指紋認証の方がセキュリティが高いです。あと従来機種にあった虹彩認証が非対応になっています。
インカメラの部分はディスプレイを切り欠いたノッチではなく、カメラ部分だけに穴をあけたパンチホール型を採用しています。ディスプレイ右上にあり、4辺狭額縁の全面ディスプレイとなっています。
レンズも増えて視野も広々
トリプルカメラを搭載しています。画角77度の1200万画素広角カメラ+F値2.2の画角123度 1600万画素超広角カメラ+F値2.4の1200万画素望遠カメラの組み合わせです。
広角カメラのレンズにはF値1.5という明るいレンズを搭載しています。周囲の明るさに合わせて、自動でF値を識別して明るい場所でも暗い場所でも、鮮明な写真を撮影することができる「デュアル アパチャー」を搭載しています。「デュアル アパチャー」では暗い場所でF値1.5、明るい場所でF値2.4の2種類のF値を自動で切り替えています。
超広角レンズは画角123度ということで、料理の写真を撮るのも、あまりスマホを遠ざけなくても楽に撮影できます。超広角となると魚眼レンズのように歪みができてしまうが、ウルトラワイドレンズ補正で歪みを補正してくれるとのことです。望遠レンズにより2倍の光学ズームもできます。デジタルズームは10倍まで対応しています。光学式手ぶれ補正も搭載する。
シーン判別機能は、従来の20シーンから30の主なテーマを認識するインテリジェントフォトアシスタントに進化しています。30シーンは、顔、赤ちゃん、人、犬、猫、食品、人々、ビーチ、空、山、日没、日の出、都市、雪、滝、水辺、風景、ステージ、車、飲み物、花、木、緑、動物、靴、逆光、屋内、テキスト、服、夜景。Lさらに、失敗写真検出機能が誤った撮影時にお知らせしてくれます。
カメラアプリに、HDR 10+対応の動画撮影機能を用意しています。ディスプレイ自体がHDR 10+再生に対応していますので、単体でHDR 10+動画の撮影から表示まで可能。なお、この撮影機能はベータ版です。
インカメラも進化しています。「Galaxy S10」は1000万画素シングルカメラです。スマートフォン史上初となる4K UHD動画に対応しています。デュアルピクセルセンサー採用により、フォーカス速度と画質が向上しています。
インカメラでも「ライブフォーカス」に対応しています。被写体を際立たせるため、背景のピンボケする機能で、後からピンボケの程度を補正し直すことができます。「Galaxy S10+」では深度測定用カメラがありますが、「Galaxy S10」はシングルカメラですので、別のテクノロジーで実現させているとのこと。「iPhone XR」がシングルカメラで実現しているものと類似したものと思われます。
意外と便利な広々機能
ワイヤレス充電は、「ワイヤレスパワーシェア」と呼ばれる機能にも対応しました。これは、Galaxyをワイヤレス充電の充電器として使うためのもので、他のデバイスと電力を共有することができます。
「HUAWEI Mate20 Pro」にも同様の機能がありましたね。充電希望する側がQiに対応しておく必要がありますが、ケーブルの煩わしさなく給電できます。
サムスンのワイヤレスチャージャー「Duo Pad」を使用すると、「Fast Wireless Charging 2.0」に対応しているので、以前のGalaxyより速くワイヤレスで充電できます。また、ワイヤレス充電で心配されるのが熱を持つことです。給電効率は機器により異なりますが、80%が充電され、20%は熱になってしまう場合があります。ケーブルにつないでないのですからロスがあるのは当然です。ただし、「Duo Pad」の充電器には「Turbo Cooling Fan」という冷却機能を備えているため、オーバーヒートの心配もないとのことです。
Bixbyルーチンにも対応。これは、あらかじめ指定した時間や場所で、普段行う設定をまとめて実行してくれる機能です。たとえば、夜にはブルーライトカット、朝起きたときにAlwasy On Displayをオンにしたうえで、ロック画面のショートカットを入れ替えるといったことが可能。時間や場所に基づいて頻繁に使用されるアプリケーションやタスクを提案してくれるAI機能付きです。使い方が分からずとも、そのうち勝手に提案してくれそうな気がします。
スペック
Galaxy S10 | ||
---|---|---|
キャリア | 楽天モバイル | |
メーカー | サムスン電子 | |
発売日 | 2019年12月9日 | |
OS | Android 9.0(発売時) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 | |
形状 | ストレート | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約149.9mm×70.4mm×7.8mm | |
質量 | 約157g | |
連続待受時間 | 未定 | |
連続通話時間 | 未定 | |
ディスプレイ方式 | メイン | Dynamic AMOLED |
サブ | - | |
ディスプレイ解像度 | メイン | WQHD+(3040×1440ドット) |
サブ | - | |
ディスプレイサイズ | メイン | 6.1インチ |
サブ | - | |
カメラ有効画素数 | メイン | 約1600+1200+1200万画素 |
サブ | 約1000万画素 | |
カメラ機能 | 光学式手ぶれ補正 | |
防水 | IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
GPS | 〇 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 5.0 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | ||
おサイフケータイ | ||
赤外線通信 | ||
電池容量 | 3400mAh |
※国や地域によっては512GBの組み合わせもあります。
ニュース
2020年6月26日製品アップデート
楽天モバイルはサムスン製スマートフォン「Galaxy S10」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2019年11月26日発売
楽天モバイルは、サムスン製スマートフォン「Galaxy S10」をMVNOサービスは12月3日より順次、MNOサービスは12月9日より販売すると発表した。
発売に先立ち11月26日午前10時より注文受付を開始する。
楽天モバイルのMVNOサービスおよびMNOサービスに対応するSIMロックフリー製品となる。
2019年9月6日発表
楽天モバイルは、10月のMNO参入に向けて、サムスン製スマートフォン「Galaxy S10」を2019年12月中に発売すると発表した。
楽天では、スマートフォン7機種、モバイルWi-Fiルーター2機種の計9機種を発表している。
2019年2月21日発表
サムスンは2月20日に「Galaxy UNPACKED 2019」を開催し、10周年を迎えたフラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの最新モデル「Galaxy S10」「Galaxy S10+」「Galaxy S10e」を発表した。
関連機種
2019年モデル
2019年モデル
外部リンク
(最終更新日:2020/08/09)