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IGZOがさらに進化して美しく

ディスプレイには、新開発の「Pro IGZO」ディスプレイを採用しています。「Pro IGZO」は、10億色の色表現が可能です。

通常のディスプレイですと赤・緑・青（RGB）をそれぞれを8bit（256段階）で表し、その組み合わせで1677万色を表現しています。通常使用する範囲では人間の目にはほとんど色の違いがわからないほど自然な表現ですが、「Pro IGZO」では、RGBそれぞれ10bitで表すため、全体で10億色となります。「Xperia 1」でも同様の10bit表現をしています。

新開発の「Pro IGZO」ディスプレイは、第5世代IGZOとなります。第5世代IGZOは、液晶パネルの駆動性能を左右する電子移動度が、前世代のIGZOと比較して約1.5倍に向上しています。電子移動度が高ければ、ディスプレイ上に無数に埋め込まれている薄膜トランジスタや配線の小型化が可能で、バックライトの光の邪魔を減らしてディスプレイ輝度も向上します。

そのため、従来機比約2倍の明るさで、HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像を忠実に再現します。肌の質感や青空のグラデーションなどを滑らかな階調感でよりリアルに表現できるようになりました。

さらに、周囲の明るさとコンテンツにあわせて輝度とコントラストを自動調整する「アウトドアビュー」機能を搭載。通常時はコントラストを最適化した低消費電力表示を行い、直射日光下では高輝度で視認性が高い表示へと自動で切り替わります。よくある機能ですが、さらに明るく表示できるようになったことで、直射日光時の画面が見えないがなくなるかもしれません。

最大120Hz駆動の機敏なタッチ操作性も継承しています。通常1秒に60回画面の書き換えを行っています（人の目には常時表示されているように見えますが…）が、スクロールするとカクツクように見えるため、スクロールのタイミングとともに1秒に120回の画面リフレッシュを行うことでスクロールしながらでも見やすくなります。ちなみに、静止画（画面の表示が変わらない）状態では、1Hz駆動が可能で1秒に1回の画面リフレッシュしか行わず、エコな表示となります。

ドルビーが定めたHDRの映像方式「Dolby Vision」とドルビーの立体音響技術「Dolby Atmos」の両方に対応しています。良き液晶ディスプレイなので、「Dolby Vision」余すところなく楽しむことができます。ステレオスピーカーを本体に搭載しており、立体的なサウンドを聴くことができます。「Dolby Vision」「Dolby Atmos」対応コンテンツが必要です。

静止画用と動画用に最適化されたカメラ

カメラは2つ搭載されています。上が動画専用カメラ（ドラマティックワイドカメラ）、下が標準カメラという「ツインカメラ」で、「AQUOS R2」と同じ構成です。写真は精細感、動画は臨場感が重要という具合に求められるものが異なるとのこと。

写真はノイズの少ないきれいな写真が撮れる。動画は周りの人の表情や環境がしっかり入る超広角で大迫力ムービーが撮れます。

静止画用カメラは、約1220万画素の裏面照射積層型CMOSセンサーで、大型ピクセルセンサーとF値1.7の明るいレンズで、シャッタースピードが速くても明るくぶれない写真が撮れます。画角は78度。

動画専用カメラは、2010万画素の裏面照射積層型のCMOSセンサーを採用。このセンサーが「Quad-Bayer配列」で、隣接する4画素合わせて画素サイズを大きくして高感度撮影を行うことができので、暗いシーンでもノイズを抑えてきれいに撮影できます。F値2.4、画角125度の広角カメラで広い範囲を撮影できます。

手ぶれ補正も静止画と動画で異なる仕組みを採用しています。静止画撮影時は、画面に触れたときのぶれを抑えられるよう光学式手ぶれ補正を採用。動画撮影時は、撮影者が被写体を追いかけることが多いため、スマホ本体を水平方向に動かす際のぶれを抑えられるように電子式手ぶれ補正を採用しています。

静止画は被写体をくっきりと撮影し、背景はぼけても良くAFを高速で動くように、浅い被写界深度にしているとのこと。一方の動画では、全体的にはっきり映る方が臨場感が出るため、手前から奥までピントが合うよう被写界深度を深く取っています（ディープフォーカス）。

動画撮影時の音声までこだわっています。新開発の高性能マイク「ハイダイナミックレンジマイク」でクリアな録音ができます。

インカメラも1630万画素の広角カメラを採用しています。F値2.0で画角80度の電子式手ぶれ補正対応です。インカメラの位置はディスプレイの切り欠き（ノッチ）上に配置され、自然な視線となりやすい配置となっています。ノッチ周囲に視線を集めるUI表示がなされ、自然な視線を撮れるよるアシストしてくれます。

ディスプレイで「美肌」「小顔」「色合い」「明るさ」「目の大きさ」を確認しながら撮影ができる「AQUOS beauty」機能も搭載されています。撮影時に画面が発光するセルフィーフラッシュで暗い場所でも自撮り可能です。

AIが活躍するカメラ

AI機能の入った新画質エンジン「ProPix2」を採用。AIが被写体の動きを検知し、シャッタースピードや露光を最適に調整することで、被写体ぶれを抑えることが可能にしています。被写体としては、人・犬・猫・電車に対応しています。

動画カメラで記録した映像をもとに、AIがリアルタイムで約15秒のダイジェストムービーを生成する「AIライブストーリー」が搭載されています。撮影した動画をもとに、AIが笑顔の瞬間など見どころを分析して、雰囲気に合うダイジェスト映像を作成する機能です。

3パターンの雰囲気から作成できます。シャープおすすめのStandard、楽しげな所多めのFun、心落ち着くRelaxの3パターンを用意。撮りっぱなしをなくして、SNSなどでシェアできるようになっています。

また「AQUOS R2」と同じく、動画撮影中、自動的に写真を撮る「AIライブシャッター」が引き続き搭載されます。「AIライブシャッター」は、動画の撮影中にAIが人や動物、笑顔、写真の構図などを「ベストショット」として検出した際に、静止画を自動的に撮影してくれます。

AIによるシーン認識に対応しており、人や料理、夕景、ホワイトボード、犬、猫、花、花火、QRコードの9種類をAIで自動的に判別し最適なモードで撮影が可能です。ファインダーで確認しながら逆光でもきれいに撮れるHDR撮影や、背景をぼかすポートレート撮影も可能です。

ドコモからは「AQUOS R3 SH-04L」として登場します。「AQUOS R2 SH-03K」の後継機種となります。ドコモが新料金プラン（通信料と端末代金の分離プラン）に合わせて発表した「スマホおかえしプログラム」の対象です。スマホを36回の分割払いで購入し、「スマホおかえしプログラム」に同時に加入すると、スマホを返却することが条件ですが、最大12か月分の分割払い金を免除するというものです。端末代金としては、8万9424円ですが、24か月目以内で5万9616円になります。注意事項はありますので、ショップ等で確認してください。

基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア（2.8GHz×1＋2.4GHz×3＋1.7GHz×4）を搭載。内蔵メモリのRAMは6GB、ROMは128GB搭載。最大512GBのmicroSDXCにも対応しています。ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。

ネットワーク面ですが、2019年夏モデル最速となる受信時最大1576Mbpsに対応しています。LTEとTDD-LTEの2つの通信方式・5バンドを束ねる「5CA」、電波送信時に4多重化する「4×4 MIMO」、一度に運ぶ情報量を増加させる「256QAM」などの最新技術で高速化がされています。アップロード速度も「2CA」により送信時最大131.3Mbpsで一部エリアで提供されています。LTE上で従来よりクリアな高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE（HD+）」サービスにも対応しています。

スペック

アクセサリ

関連機種

2018年夏モデル

AQUOS R2 SH-03K

2つのカメラが紡ぎだす、あなただけのStory。

2019年夏モデル

Xperia 1 SO-03L

想像を超える体験を。世界初4K有機EL搭載モデル。

2019年冬モデル

AQUOS zero2 SH-01M

驚きの軽量ボディ×4倍速ディスプレイで異次元の操作体験へ。

2020年春モデル

AQUOS R5G SH-51A

新時代の頂を約束する。～5G＆8Kカメラ～

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