6.40インチ
約1220+2010万画素
3130mAh
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製品情報
ゲームをするために生まれたのか
「AQUOS zero2 SH-M13」は、シャープ製のフラッグシップモデル「AQUOS zero2」のSIMフリーモデルです。シャープ初有機ELディスプレイを搭載した軽量スマートフォン「AQUOS zero」の後継モデルになり、従来同様SIMフリーモデルも登場しました。
ゲームをすることを前提としており、大画面かつ軽量を追求しています。そのために、薄くて軽い有機ELをメインディスプレイとし、基板重量を大幅に削減しながら、軽くて強いマグネシウム合金フレームを採用していきました。
その結果、従来より0.2インチ大きな6.4インチディスプレイを採用しながらも、146gあったボディを141gまで絞ることになりました。長時間ゲームしても手や腕の疲れが減るでしょう。防水だってきちんと対応です。
ゲームをする上で重要な要素、それはやはりディスプレイです。ゲームをやるなら美しい映像で楽しみたいですよね。また、「PUBG Mobile」をはじめとしたバトルロイヤルシューターや「アイドルマスター」のような音楽・リズムゲームをプレイする際に反応の良さが大変重要になります。ひとつのミスが命取りですので。
美しき映像は、新開発の有機ELディスプレイを搭載しており、描画回数を「AQUOS zero」と比べて2倍の毎秒120回にアップしています。また、残像低減のために各フレーム間に黒画面を挿入することで、トータルで従来比4倍となる毎秒240回の疑似的な高速表示を実現しています。消費電力は大きくなりそうですが、動きの速いゲームも残像を抑えて滑らかに表示してくれます。
反応の良さに関して、普通考えたことないと思いますが、動いている表示へのディスプレイ操作は、画面表示の周期遅延やLCDの応答時間、タッチパネルの反応時間が主なかかる時間のようです。簡単に言うと、人間が素晴らしい反応を見せてもタッチパネルがタッチされたことを認識し、内部的にタッチされた処理が完了するまでには、わずかながら時間がかかりタイミングがずれたと表示され落ち込むわけです。
このタッチパネルの反応速度を良くするため、毎秒240回の高速スキャンによる高速タッチパネルでタップ抜けを防止してくれます。eスポーツの分野で活躍できるポイントになる気がします。
ちなみに画面表示の周期遅延についてですが、画面表示はフレームと呼ぶ画像を周期的に切り替えて動いているように見せています。その切り替わる間のわずかな時間もタッチの遅れに繋がります。その点については1秒間あたりのフレーム数を4倍に増やしているので、遅延低減につながっています。
従来比4倍の超高速駆動と、240Hzのタッチ性能を組み合わせることで、反応遅延を一般的なスマートフォンと比べて約80%短縮することに成功していると謳っています。
この4倍速表示ですが、「ゲームモード」を有効にした場合のみ作動するとのこと。ゲーム以外ではそんなタッチ精度は要らないですし、消費電力は高めだと思われます。
熱対策として従来同様パラレル充電を搭載しています。1か所が大きく発熱しがちですが、2つの充電ICで発熱源を分散し、充電時の発熱を抑える設計になっています。これにより充電しながらでも、発熱を抑えられるため処理自体をそこまで落とさなくてよいという話です。
カメラも順当な進化を遂げて
カメラは「AQUOS R」シリーズと同様にデュアル仕様に進化しました。構成についても「AQUOS R3」と同等の約1220万画素の標準カメラと約2010万画素の広角カメラを搭載しています。シャープでは「AQUOS R3」は動画専用カメラといった形で提供していましたが、今回は静止画でも動画でも広角カメラを利用できます。
広角カメラは超広角な125度で撮影できます。CMOSセンサーは「Quad-Bayer配列」で、ここぞという際に隣接する4画素合わせて画素サイズを大きくして高感度撮影を行うことができますので、暗いシーンでもノイズを抑えてきれいに撮影できます。
メインカメラはF値1.7の明るいレンズで、光学式手ぶれ補正に対応しています。光学式はレンズが動いてぶれなくするので画像劣化がないのが良いです。動画撮影時は撮影者の手ぶれをしっかり補正してくれる電子式手ぶれ補正にも対応しています。AIが被写体の動きに合わせて最適なシャッタースピードを決定する新画質エンジン「ProPix2」がさらに助けてくれます。
AIによる9つの被写体やシーン検知に対応し、ぴったりのモードに自動設定してくれます。9つのシーンは人、犬、猫、料理、花、夕景、花火、QRコード、ホワイトボードです。
シャープのカメラ独自機能として、動画撮影中にAIがリアルタイムで約15秒のダイジェストムービーを生成する「AIライブストーリー」が搭載されています。撮影した動画をもとに、AIが笑顔の瞬間など見どころを分析して、雰囲気に合うダイジェスト映像を作成する機能です。
GoogleのARCoreに対応し、ARCoreで構築された拡張現実(AR)を体験できます。Googleの検索結果からカメラを起動してAR撮影を楽しんだり、AR機能を搭載したアプリをダウンロードして楽しめます。テレビでも紹介されていたりしますが、手の平に鷲を飛ばしてみたりと日常であり得ない映像を撮影できます。
インカメラは800万画素としています。F値2.2で画角80度の電子式手ぶれ補正対応です。インカメラの位置はディスプレイの切り欠き(ノッチ)上に配置され、自然な視線となりやすい配置となっています。ノッチ周囲に視線を集めるUI表示がなされ、自然な視線を撮れるよるアシストしてくれます。
ディスプレイで「美肌」「小顔」「色合い」「明るさ」「目の大きさ」を確認しながら撮影ができる「AQUOS beauty」機能も搭載されています。撮影時に画面が発光するセルフィーフラッシュで暗い場所でも自撮り可能です。
さまざまな規格に対応
ディスプレイの話はいっぱいしてきましたが、ダメ押しで10億色で色鮮やかに表現する有機ELディスプレイを搭載していると謳っています。ハイコントラスト表示もでき明暗差の大きい映像も自然に表示できるHDR10規格のコンテンツに対応したHDRディスプレイとなっています。ドルビーが定めたHDRの映像方式「Dolby Vision」に対応しています。
AQUOSシリーズ初のディスプレイ内蔵型指紋センサーに対応します。サムスンやOPPOでは採用されている技術ですが、iPhoneがまだなので先取り機能になります。顔認証にも対応しています。
サウンドも充実しています。ドルビーの立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しています。ステレオスピーカーを本体に搭載しており、立体的なサウンドを聴くことができます。
音楽CDよりも高音質なハイレゾの再生に対応。また、高音質なワイヤレス転送を実現する各種コーデックに対応。Qualcommの最大48kHz/24bitに対応したaptX HD、ソニーのハイレゾ相当のLDAC、高音質をより途切れにくく調整する次世代のaptX Adaptive、完全独立型ワイヤレスイヤホン向けのTrueWireless Stereo Plusに対応し、ワイヤレスでもクリア音楽を楽しめます。なお、イヤホンジャックは搭載されていません。
シャープ独自の音声アシスタント「エモパー10.1」(発売時)ももちろん搭載しています。役立つ情報やメモ、ヘルスケアなど普段の生活に合わせたタイミングで使えます。今回からエモパーがウィジェットに対応しました。時間や天気などが簡単に確認できます。さらに、振り向く充電台「ロボクル」に対応。「ロボクル」は別売ですのでご注意を。
「AQUOS zero2 SH-M13」は、2枚のSIMカードを挿入できるDSDVに対応しました。これはSIMフリー版のみです。2回線のLTEを利用できるので、仕事用、プライベート用などと便利にご使用いただけます。そもそもmicroSDカードスロットはありませんので、排他利用かと悩む必要はありません。日本製でデュアルSIMはメリットですね。
基本スペックですが、OSはAndroid 10採用、CPUはオクタコア(2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは8GB、ROMは256GB搭載。microSDの外部ストレージには対応していません。おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。ワンセグや赤外線通信には対応していません。
対応バンドはFDD-LTEが、B1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/28、TD-LTEがB38/39/41/42、WCDMA(3G)がB1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。
取り扱いMVNO
NTTコミュニケーションズが提供する老舗の格安SIMです。月単位の通信容量プランと日単位の通信容量プランを用意していますので、自分に合った料金プランを探せる初めて格安SIMを試すに持って来いです。2018年8月1日より本格提供がスタートされた「MUSICカウントフリー」が追加利用料なしで対象サービスの通信容量がかかることなく楽しめます。対象サービスは、Amazon Music、AWA、dヒッツ、Google Play Music、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBest。
mineoは関西電力グループのケイ・オプティコム(2019年4月よりオプテージへ社名変更)が提供する格安SIMです。地方提供では一番有名かと思います。もちろん全国で使えます。au回線提供から始まったmineoですが、今ではドコモ回線、ソフトバンク回線も使えるマルチキャリアになりました。ユーザー間で助け合えるコミュニティーサイトや長期利用特典があったりと、ユーザー思いの一面もあります。
スペック
キャリア | SIMフリー |
---|---|
メーカー | シャープ |
発売日 | 2020年3月13日 |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約158mm×74mm×8.8mm |
質量 | 約141g |
OS | Android 10(発売時) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 オクタコア(2.8GHz×1+2.4GHz×3+1.7GHz×4) |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
連続待受時間 | 3G:約615時間 LTE:約550時間 GSM:約530時間 |
連続通話時間 | 3G:約1900分 LTE:約2170分 GSM:約870分 |
ネットワーク | |
GPS | 〇 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
Bluetooth | 5.0 |
メインディスプレイ | |
---|---|
サイズ | 6.40インチ |
解像度 | フルHD+(2340×1080ドット) |
方式 | 有機EL |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約1220+2010万画素 |
サブ | 約800万画素 |
カメラ機能 | 4K動画撮影/光学式手ぶれ補正 |
その他 | |
防水 | IPX5,IPX8 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | - |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | - |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | - |
電池容量 | 3130mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2020年2月28日発表
オプテージは、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero2 SH-M13」を3月27日より販売すると発表した。
2020年2月28日発表
インターネットイニシアティブは、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero2 SH-M13」を3月13日より販売すると発表した。
2020年2月28日発表
NTTレゾナントは、シャープ製SIMフリースマートフォン「AQUOS zero2 SH-M13」を2020年3月13日11時より販売受付を開始すると発表した。
2020年2月28日発表
シャープは、「AQUOS zero2」のSIMフリーモデル「SH-M13」を2020年3月13日より順次発売すると発表した。
2019年12月11日発表
シャープは、ゲーム系フラッグシップスマートフォン「AQUOS zero2」の重さが約141gとなると発表した。
製品発表時の約143gから、部品の見直しなどによりさらなる軽量化に成功したとのこと。
2019年9月25日発表
シャープは、有機ELディスプレイ搭載スマートフォン「AQUOS zero2」を、2019年度冬モデルとして商品化すると発表した。
外部リンク
OCNモバイルONE
(最終更新日:2021/01/17)