ソフトバンク スマートフォン
Xperia XZ2 702SO
手のひらから感じる新エンタメ体験。生まれ変わったXperia。
製品情報
「Xperia XZ2 702SO」はソニーが2018年2月にMWCで発表した「Xperia」シリーズ最新モデルです。「Xperia XZ1 701SO」の後継機種で、デザインが大きく変わっています。ソフトバンクでは、Xperiaシリーズ3つのうち中間サイズでオーソドックスな当モデル一択のみ登場します。
ディスプレイは5.7インチで、Galaxy S9と近い画面比率18:9の縦長ディスプレイをXperia初採用となり、ブラウジングでは情報量を多く表示できるほか、動画や映画をより大画面に楽しめます。従来のXperia XZ1と本体サイズを比べると縦(高さ)は5mm程度長くなっていますが、横(幅)は1mmスリムになっています。画面も大きくなりましたので、画面の大きさを自由に変更できる「片手モード」や2つのウィンドウを同時に表示できる「マルチウィンドウ」を使う機会が増えそうです。「片手モード」は、画面の最下部を右、または左にスワイプするだけで、かんたんに画面の大きさを縮小可能状態となります。
解像度は2160×1080ピクセルのTRILUMINOSディスプレイを搭載しています。HDR対応ディスプレイなので、肉眼で見ているような自然な明暗差や奥行き感、立体感を映し出してくれます。また、HDRアップコンバート機能を備えており、YouTubeなどの標準規格(SDR)の映像を、HDR相当の美しさに自動で変換できます。
デザイン面では背面に曲面パネルが採用され、素材は光沢仕上げのガラスとなっており、強度の高いCorning Gorilla Glass5を採用しています。ガラスだからこそ、光の透過によってさまざまな表情を楽しめます。今までフラットなデザインを採用してきたXperiaですが変更となっており、背面サイドが丸みを帯びたことで持ちやすさも変わってくると思います。背面パネルの中央に搭載されている指紋認証センサーは、指が自然に届きやすい位置に配置されています。今まで指紋センサーは右サイドに電源キーへ内蔵する形で搭載してきましたが移動になりました。と書きましたが、本当に中央にあるので使いやすいのかは疑問です。購入の前に不満がないか確認しておいた方が良いポイントです。
カメラ機能は、1920万画素のMotion Eyeカメラシステムを搭載し、スマートフォンとしては世界初となる、HLG(Hybrid Log Gamma)フォーマットによる4K HDR動画撮影に対応しています。960fpsのスロー映像をフルHDで撮影できるようになったほか、人物の顔などを多方面から撮影することで立体モデルを取り込む「3Dクリエーター」機能も強化され、インカメラでの撮影も可能になっています。インカメラの画素数は1300万画素から500万画素にダウンしている点は気になります。
「3Dクリエーター」について、インカメラでセルフィースキャンできるようになったことにより、アバターを作って写真や動画を撮るときにアバターを映りこませたり、マチキャラとして活用できます。有料ではありますが、DMM.makeとの提携により、3Dデータをフィギュア化する3Dプリントサービスも提供されます。
カメラ撮影機能として、シャッターを切る直前の画像も記録できる「先読み撮影」機能に「笑顔」を検知する機能や、秒間10枚の連写をしながらフォーカスを追従し続ける「オートフォーカス連写」機能は引き続き搭載されています。美しく被写体をとらえる3つのセンサーは今回も搭載されています。1つ目はメモリ積層型のCMOSイメージセンサーにより、「スーパースローモーション」や「先読み撮影」といった撮影が可能としながら、高精細&高感度撮影が可能となります。2つ目の「レーザーAFセンサー」は赤外線の反射を使って被写体との距離を測定するセンサーで、暗いシーンでの高速オートフォーカスを可能にしています。3つ目の「RGBC-IRセンサー」は被写体の色を検出するためのセンサーで、撮影時の光源を正確に認識しオートホワイトバランスを光に応じて調整し、目で見たままの色彩で撮影可能です。2つ目と3つ目のセンサーはカメラ上部でフラッシュを囲うように配置されています。
フロントステレオスピーカーには従来通りシリーズ最大音量を出すことが可能となっています。従来のXperia XZ1と比べて音量が約20%アップしているとのこと。もちろんハイレゾ音源再生に対応しています。新機能としては、音楽や動画、ゲームなどのプレイ中に出力する音に合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載しています。バッテリー消費量は多くなりますが、臨場感は増すでしょうね。なぜかiPhone同様にイヤホン端子は廃止され、有線によるイヤホンの接続には付属のアダプターを用いるようになっている点は注意が必要です。Bluetoothの人には関係のない話ですが。
バッテリーに関して、ワイヤレス充電に対応しています。Qnovo社と共同開発した充電の最適化技術に加えて、ユーザーの生活リズムに合わせて充電速度を調節するいたわり充電を搭載しています。就寝中の充電は満充電になっては減り、また充電が始まる形の劣化を防いでくれます。仕組みとしては満充電前に充電を一時ストップして、ユーザーが動きだすころに満充電にする機能です。生活リズムの不安定な人にはあまり役立たないかもしれないです。バッテリーを長持ちさせるSTAMINAモードも搭載です。ユーザーの使用習慣を学習することでバッテリー切れの時間を予測し、いつもよりバッテリー使用が多いときにはバッテリーが切れる前に通知してくれます。
基本スペックですが、OSはAndroid 8.0採用、CPUはオクタコア(2.8GHz×4+1.8GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは4GB、ROMは64GB搭載。最大400GBのmicroSDXCにも対応しています。ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。赤外線通信非対応となっています。
ネットワーク面ですが、受信時最大774Mbpsに対応しています。LTEとAXGPの4バンドを束ねる「4CA」、電波送信時に4多重化する「4×4 MIMO」、一度に運ぶ情報量を増加させる「256QAM」などの最新技術で高速化がされています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。
スペック
Xperia XZ2 702SO | ||
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キャリア | ソフトバンク | |
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ | |
発売日 | 2018年5月31日 | |
OS | Android 8.0(発売時) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 SDM845 オクタコア(2.8GHz×4+1.8GHz×4) | |
形状 | ストレート | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約153mm×72mm×11.1mm | |
質量 | 約198g | |
連続待受時間 | 3G:約650時間 LTE:約620時間 AXGP:約600時間 GSM:約615時間 |
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連続通話時間 | 3G:約1840分 LTE:約2010分 GSM:約720分 |
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ディスプレイ方式 | メイン | トリルミナスディスプレイ for mobile |
サブ | - | |
ディスプレイ解像度 | メイン | フルHD+(2160×1080ドット) |
サブ | - | |
ディスプレイサイズ | メイン | 5.7インチ |
サブ | - | |
カメラ有効画素数 | メイン | 約1900万画素 |
サブ | 約500万画素 | |
カメラ機能 | 4K動画撮影/手ぶれ補正 | |
防水 | IPX5,IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
GPS | 〇 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 5.0 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | 〇 | |
おサイフケータイ | 〇 | |
赤外線通信 | - | |
電池容量 | 3060mAh |
ニュース
2018年11月28日製品アップデート
ソフトバンクはソニー製スマートフォン「Xperia XZ2」をAndroid 9.0にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2018年5月28日発売
ソフトバンクは、ソニー製スマートフォン「Xperia XZ2」を2018年5月31日より発売すると発表した。
2018年5月10日発表
ソフトバンクは、2018年夏モデルラインナップとして、ソニー製スマートフォン「Xperia XZ2」を2018年5月下旬以降に発売すると発表した。
発売に先立ち、2018年5月18日より事前予約の受付を開始する。
ソフトバンクでは、スマートフォン6機種、その他1機種の計7機種を発表している。
2018年2月26日発表
ソニーモバイルコミュニケーションズは、Mobile World Congress 2018でプレスカンファレンスを開催し、フラッグシップモデル「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」を発表した。
関連機種
外部リンク
(最終更新日:2020/04/01)