製品情報

「Xperia 5 II」は、「Xperia 1」シリーズをコンパクトなボディに凝縮したフラッグシップスマートフォンになります。

本体は幅約68mmの従来通りのハンドフィットサイズながら、厚みは約8mmへ薄型化を実現しています。背面は上質な鏡面仕上げでサイドはメタルフレームによる高級感を演出しています。

カラーバリエーションは4色でどれも落ち着いた大人な美しさを秘めたカラーを展開しています。

5Gに対応するモデルになります。5Gは第5世代移動通信システムのことで「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」という特徴を持つ次世代通信です。5Gは将来的に最大20Gbpsを目指して開発が進められます。

5G対応ということでチップセットも「Snapdragon 865」を採用。RAM 8GB、ROM 128GBとパフォーマンス性能も従来より向上しています。

最上位モデルのカメラ性能がついに

カメラは3つの1200万画素を搭載したトリプル仕様です。それぞれ焦点距離24mmの標準レンズ（F1.7）、70mmの望遠レンズ（F2.4）、16mmの超広角レンズ（F2.2）（35mm換算）という構成です。

ソニーも惚れ込んでいる圧倒的な描写力を誇る「ZEISS（ツァイス）レンズ」をメインカメラに採用。きれいな写真として、ソフトウェアによる画像処理も良いですが、見たままを取り込むレンズは大変重要です。階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現します。

さらに、T＊（ティースター）コーティングにより、画質低下の原因ともなるフレアやゴーストなどの不要な反射光を最小限に抑え、クリアな描写を実現します。

標準レンズには、従来の「Xperia 5」より多くの光を取り込める1/1.7型大判センサーを採用しています。うす暗いシーンでもシャッターを押すだけで、明るく鮮明に撮影できます。

標準レンズと望遠レンズには光学式＋電子式のハイブリッド手ぶれ補正技術を採用。うす暗い場所などの手ぶれしやすいシチュエーションでも、クリアな動画を撮影できます。

最上位モデル「Xperia 1 II」で実現した本格的なカメラ性能も凝縮されています。AIによる瞳検出により人物や動物の瞳に即時にフォーカスを合わせて追従する「リアルタイム瞳AF」やAF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写などに対応しています。

さらに、世界で初めて4K HDR 120コマ/秒のスローモーション撮影を実現します。

見やすく進化したディスプレイ

また、映画とほぼ同じアスペクト比の21：9、約6.1 インチのHDR対応有機ELディスプレイを搭載しています。

Xperia初となるリフレッシュレート120Hz駆動ディスプレイを新搭載しています。画面スクロール時の表示がなめらかになり、残像による目の疲れも多少軽減されます。

21：9を活かし上と下に画面を分割したマルチウィンドウに対応しています。動画を見ながらSNSの閲覧やメッセージのやり取りなど、2つのアプリを同時に操作する快適な「ながら操作」が可能です。ホーム画面に「21:9マルチウィンドウ」を用意しており、簡単な操作で2つのアプリを選択し、分割表示できます。「マルチウィンドウスイッチ」により、マルチウィンドウ状態で上下それぞれの画面を横にスライドするだけで、かんたんにアプリを切り替えられます。

色の再現性が非常に厳密に追求される映像の製作現場で使われるマスターモニターのカラーマネージメント技術を応用した「クリエイターモード」を用意。BT.2020規格の色域表示に対応しているといいますが、素人にはさっぱりな話ですがとにかく非常に綺麗です。Netflixなら自動的に「クリエイターモード」で再生するので、プロフェッショナル並みの画作りで映画を視聴できます。

片手操作をサポートする機能「サイドセンス」も用意されています。ディスプレイ側面の縁の部分にセンサーがありダブルタップすることで、8つのアプリなどが表示されます。左右どちらからも呼び出せます。

ゲームがやりやすく

ゲームプレイのためにチューニングされた黒画挿入による240Hzの残像低減技術の新搭載により、動きの速いゲームコンテンツもくっきりなめらかに映し出し、没入感あるゲーム体験を実現します。「AQUOS zero2」でも採用されていた技術ですね。毎秒120回のフレームの間に黒画面を挿入することで、トータルで毎秒240回の疑似的な高速表示としています。

さらに、従来比最大4倍となる240Hzのタッチスキャンレートを実現したほか、タッチレスポンス速度も従来比約35％向上。俊敏な操作が必要なゲームでも指の動きを素早く正確に読み取り、意図した操作を快適に楽しめます。

ゲームプレイに集中できる専用機能として「ゲームエンハンサー」を搭載しており、各種設定が可能です。

熱対策ですが、充電器に接続しながらのプレイでも、パフォーマンス低下や電池劣化を抑制する「HSパワーコントロール」を採用。ゲーム時に使用される電力のみバッテリーを介さず給電するため、充電による熱発生を抑制することが可能です。

地味に嬉しい3.5mmオーディオジャック搭載により充電中でも有線ヘッドホンを使用してゲーム音を低遅延で聴けます。さらに、左右の音の混ざりを、「Xperia 5」比で約10分の1に低減したので、よりクリアな音質を楽しめます。スピーカーも左右に均等に配置されており、バランスの良い迫力のステレオサウンドを実現。

Xperia史上最大容量の4000mAhバッテリーを搭載しています。急速充電（USB PD）に対応しており、最短30分で約50％の急速充電が可能です。

ユーザーの生活リズムに合わせて充電速度を調節する「いたわり充電」を搭載しています。就寝中の充電は満充電になっては減り、また充電が始まる形でバッテリーが劣化していきます。「いたわり充電」では満充電前に充電を一時ストップして、ユーザーが動きだすころに満充電にする機能です。

バッテリーを長持ちさせるSTAMINAモードも搭載です。ユーザーの使用習慣を学習することでバッテリー切れの時間を予測し、いつもよりバッテリー使用が多いときにはバッテリーが切れる前に通知してくれます。

指紋センサーは電源ボタンと一体になっており、側面に搭載されています。指紋は最大5パターンの登録が可能です。

基本スペックですが、OSはAndroid 10採用、CPUはオクタコア（2.8GHz×1＋2.4GHz×3＋1.8GHz×4）を搭載。内蔵メモリのRAMは8GB、ROMは128GB搭載。最大1TBのmicroSDXCにも対応しています。おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。

ネットワーク面ですが、受信時最大3.4Gbpsに対応しています。アップロード速度も最大183Mbpsで一部エリアで提供されています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。

スペック

アクセサリ

関連機種

2020年冬モデル

AQUOS zero5G basic DX SHG02

なめらかなゲーム体験と映像美。4倍速×10億色有機ELディスプレイ

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