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従来より速度が高速化

ワイモバイルのモバイルWi-Fiルーターとしては初となる受信時最大988Mbpsの端末となります。ワイモバイルでは、2019年春に受信時最大972Mbpsの「Pocket WiFi 801HW」を出しています。

最大5つの異なる周波数帯を1つに束ねる「キャリアアグリゲーション」（5CC）に加え、複数アンテナで同時通信する「4×4MIMO」、「256QAM」により実現しています。受信時最大988Mbpsエリアは、2019年春以降に東名阪の一部より順次拡大予定です。

また、5Gの有力技術「Massive MIMO」対応で、混雑エリアでも快適に通信できます。

現在実測でそこまでの速度が出ることはないかと思いますが、5波のキャリアアグリゲーションに対応するなど、今後恩恵を受けられる可能性はあります。なお、本当に最大速度が出るのはUSBケーブルを使ったテザリング（USBテザリング）のみで、Wi-Fi接続時は11ac規格での最大速度の867Mbpsです。

使い勝手が向上

なんと防滴防塵対応です。モバイルWi-Fiルーターで防水はなかったと思いますが、持ち歩くことの多い端末ですから安心できます。カバンの中だから大丈夫と思える雨の降り方はもう終わった気がします。

注意点として保護等級IPX2となっています。一般的なスマートフォンはぽっちゃんしても大丈夫なIPX8が多いですが、それよりもずっと保護されない「垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない」程度です。

持ち歩くだけではなく、家の中でも快適なクレードルをオプションとして用意しています。残念ながら別売ですので、必要な方はご購入ください。「Ethernetポート」を搭載しているので、有線LAN接続によって、Wi-Fiテザリングよりも快適な通信ができます。また、家庭内ネットワークにつないで、Wi-Fiアクセスポイントとしても活用できます。

接続設定をスマートフォンに入力する手間を省くQRコード読み取りも用意しています。本体ディスプレイにQRコードを表示させて、スマホのカメラで読み込むだけで、簡単に接続することができます。ブラウザ上からも利用状態を確認できる「WEB UI」機能にも対応しているため、パソコンやスマホからデータ通信量の確認や設定変更が簡単にできます。

その他、3000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、長時間の使用が可能です。

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