SHL22に注目集まる!驚きの夏モデルAQUOS PHONE(1/3)

#009(2013/07/25)

メルマガに「イイネ!」機能が導入されて約4か月。皆様からの「イイネ!」があると嬉しいものだが、ある機種にだけ多くの「イイネ!」を頂いた。それは「AQUOS PHONE SERIE SHL22」だ。皆様の関心のある機種を取り上げるのがよいと思うのでAQUOS PHONE全体も合わせて少し書いてみようと思う。

進化したSERIE

「AQUOS PHONE SERIE SHL22」はauが夏モデルとして発表したシャープのハイスペックスマートフォン。CMも最近始まったようで、その中で「IGZOにします。」といっている通り、次世代液晶システム「IGZO」を搭載している。

ドコモやソフトバンクでは「AQUOS PHONE ZETA」や「AQUOS PHONE Xx」において「IGZO」搭載機種はでているが、auでは初の機種となる。

省電力に貢献するIGZO

冒頭に書いた通り「AQUOS PHONE SERIE SHL22」はメルマガやサイトで大きな反響があった。カメラや使い勝手、音楽機能など便利な機能はたくさん搭載されているが、auユーザーにとって初のIGZO搭載スマートフォンで長い間使えることが魅力に感じているのだと思う。

IGZOに関する効果は昔の記事を見てもらいたい。

スパイシック
IGZOが液晶にもたらすうれしい効果とは?−フテーキジ|CPISCat.ch

ここで簡単におさらいすると、

@静止画時に省エネに貢献すること

A高精細な液晶でもバックライトの透過率がよいため、これまた省エネに貢献すること

Bコンパクト設計ができるということ

「AQUOS PHONE SERIE SHL22」は720×1280ドットのHD液晶なので、Aに関しては力を最大限には発揮していないが、他のauスマートフォンと比べると一番電池持ちがいい。ドコモから発売している「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」は1080×1920ドットドットのフルHDのIGZOなので、他のフルHD液晶のスマートフォンと比べるとダントツの電池持ちである。

SERIEには「ダイレクトウェーブレシーバー」搭載

AQUOS PHONE自体、魅力的な機能を乗せていて注目の集まる商品だが、「AQUOS PHONE SERIE SHL22」には「ダイレクトウェーブレシーバー」が搭載されている。

これは、「URBANO L01」や「DIGNO S 202K」、「簡単ケータイ K012」などの京セラ製品で多く採用されている「スマートソニックレシーバー」と同等の機能で、ディスプレイを振動させ、耳を当てると相手の声が聞こえるというもの。前モデルの「AQUOS PHONE SERIE SHL21」や「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」には搭載されていた。

通常なら受話口から音が出るため、耳を当てる位置がずれると聞こえにくくなる。「ダイレクトウェーブレシーバー」は、パネルの振動を利用するので受話口はない。言い換えれば、パネル全体が受話口であるということだ。耳の当てる位置を気にしなくとも、ディスプレイの上部であれば大抵は快適に聞き取れる。

また、ディスプレイで耳を覆ってしまう形になり、周りの騒音を遮断できる。それに加え、受話口の穴がないのでデザイン面でもすっきりした印象となっている。

ただ、シャープのサイトに気になる注意書きがあった。

「※ディスプレイにシールやシート類などを貼らないでください。受話音が聞き取りにくくなる場合があります。」

シャープ
よくあるご質問(FAQ)|サポート情報|AQUOS PHONE SERIE SHL22|製品ラインアップau :SH DASH:SH DASH

これは、保護フィルムのことでしょうかね。京セラではこんな言葉見た覚えがないし、純正の液晶保護フィルムを推奨していたりするので、大丈夫だと思いますよ。フィルムを張らないと傷や指紋などが画面に直についてしまいます。顔にも当たりますから、油で大変なことになるかもしれません。

次からはAQUOS PHONEのハイエンドモデルの共通機能をSHL22主体で紹介する。