製品情報
「URBANO V04」は、京セラ製のスマートフォン。「URBANO」シリーズは大人らしい高級感あふれる上質なデザインが特長のauの人気シリーズになります。前モデルの「URBANO V03」から約2年ぶりの登場となりますが、カラーはいつも通りの落ち着いた3色を採用。
2年で進化したハード
従来モデルではディスプレイ側の下部に配されていた3つの物理キーはディスプレイ内に表示されるボタンに改められています。金属の輝きが一つのアクセントになっていたボタンでしたが、その分大画面化に貢献していると思われます。
ディスプレイは5.7インチのフルHD+を採用しています。2年も経つと画面サイズから解像度まで大きく神化しています。「URBANO V03」では5.0インチのHD液晶ディスプレイでしたから。アスペクト比が18:9の縦に広い画面サイズのため、ブラウジングでは情報量を多く表示できるほか、動画や映画をより大画面に楽しめます。
本体背面に「URBANO」シリーズ初となる指紋センサーを搭載しています。このセンサーは指紋認証だけでなく、センサーに人差し指を当てて画面を上下にスクロールしたり、ダブルタップをしてズームしたりする操作も可能です。
ラジオの楽しみ方が変わる
スマートフォンで初となる、FMラジオチューナーとradiko(ラジコ)の連携機能を備えるのが特長です。radikoが進化した「radiko+FM」アプリを搭載しています。radikoはインターネットを経由してラジオを聴取できるサービスですが、FMボタンをタップすることで本体に内蔵されたFMラジオチューナーからFMラジオを聴取する形に切り替えられます。
FM波には遅延やパケット消費がないといった利点、IP通信にはFM波の届かない地域での安定受信やタイムフリー機能といった利点があります。最近ではAM放送もワイドFMを用いて放送しています。また、災害時など通信ができない場合も放送で受信できるため、情報を得やすいです。災害時の電池持ちには触れないでおきます(FM聴取時の電力消費量が分からないので)。
イヤホンジャックが搭載されている点は、昨今少なくなっているので嬉しいです。ただ、イヤホンジャックにイヤホンを接続することで、アンテナの代わりをしているので搭載しないわけにはいかないかと思います。その代わり、BluetoothイヤホンだとFMラジオは聴取できない点は注意かと思います。なお、テレビチューナーは搭載していません。
これは、2019年1月17日に日本民間放送連盟によって報告された、FM波とインターネットラジオ「radiko(ラジコ)」を切り替えてラジオ番組を聴取できるハイブリッドラジオのことだと思います。2019年2月以降に2つの通信事業者から各1機種のスマートフォンが発売される予定とされており、URBANOとドコモのらくらくスマートフォンです。
ぼけ感が楽しいカメラ
約1600万画素カメラを搭載。シングルカメラながら、撮影後の処理によって背景をぼかした写真を撮影できるモードを用意しています。これは、複数枚の写真から異なる焦点距離を検出する深度推定技術とエッジ検出技術を活用した京セラ独自のアルゴリズムの特許技術によって実現しています。
シングルレンズで背景をぼかす技術は他にも存在するものの、ポートレートとしてのモードにするため対象が人物に限定される場合があったりしますが、京セラは人物に関係なくぼけ感を実現してくれます。背景をキレイにぼかす被写体までの最適な距離を京セラが案内しており、人物では1.5m以内、人物以外では70cm以内とのことです。最適な距離に被写体を配置して撮影してください。
安心感をプラスした使いやすさ
場所を選ばずに使える防水・防塵性能に加えて、うっかり落としても大丈夫な耐衝撃性能を保持しています。
ユーザーの好みに合わせた情報を提案する「パーソナル・スクリーン」機能に初対応。ホーム画面上で、時間帯によって変化するUIが好みに合った動画や書籍、ショッピング情報などを生活リズムや使い方に合わせて表示してくれます。
「パーソナル・スクリーン」は、Android 8.0を搭載した一部のauスマートフォンに順次提供する予定としています。情報を提案する際は、ユーザーの性別、年齢、契約中のデータプラン、端末の利用ログを参照するようです。個人を特定するような情報は参照しないとのこと。ユーザーが利用規約に同意した上で、手動で設定する必要があります。
「いつも通りに使えない」と感じたときでも安心して使えるように「おまかせメンテナンス」を搭載。端末自体が分析、原因を診断、問題を解決してくれる機能です。
通話品質もきちんと調整可能です。甲高い音を軽減したり、子どもの声もはっきりしたりと聞きやすい音質に調整することができます。また、通話内容を音声データとして丸ごと保存することも可能です。ビジネスをサポートしてくれることもあるかもしれないです。
基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア(2.2GHz×4+1.8GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは4GB、ROMは64GB搭載。最大400GBのmicroSDXCにも対応しています。おサイフケータイ、NFC、防水、防塵、耐衝撃に対応しています。ワンセグ、フルセグ、赤外線通信には非対応となっています。
ネットワーク面ですが、2波のキャリアアグリゲーションに対応し、受信時最大279Mbpsとなっています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。
スペック
キャリア | au by KDDI |
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メーカー | 京セラ |
発売日 | 2019年2月8日 |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約153mm×74mm×7.9mm((最厚部:約8.6mm)) |
質量 | 約163g |
OS | Android 9.0(発売時) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 630 SDM630 オクタコア(2.2GHz×4+1.8GHz×4) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
連続待受時間 | LTE:約550時間 WiMAX 2+:約550時間 |
連続通話時間 | LTE:約1510分 WiMAX 2+:約1510分 |
ネットワーク | |
GPS | 〇 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
Bluetooth | 5.0 |
メインディスプレイ | |
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サイズ | 5.70インチ |
解像度 | フルHD+(2160×1080ドット) |
方式 | TFT |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約1600万画素 |
サブ | 約800万画素 |
カメラ機能 | 4K動画撮影/手ぶれ補正 |
その他 | |
防水 | IPX5,IPX7 |
防塵 | IP5X |
耐衝撃 | MIL-STD-810G |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | - |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | - |
電池容量 | 2800mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2020年11月19日製品アップデート
auは製品アップデートにより「Voice MatchをONにすると、『伝言メモ』『通話音声メモ』の録音ができなくなる事象」などが改善されると案内している。
2020年8月5日製品アップデート
auは製品アップデートにより「まれに充電できなくなる場合がある事象」などが改善されると案内している。
2020年7月31日製品アップデート
auは2020年7月28日より提供している製品アップデートについて、まれに充電できなくなる事象が確認されたため製品アップデートの提供を一時停止したと発表した。
2020年7月27日製品アップデート
auは京セラ製スマートフォン「URBANO V04」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を7月28日より開始する。
2019年2月1日発表
auは、京セラ製スマートフォン「URBANO V04」を発表した。
2月8日に発売する。
外部リンク
(最終更新日:2020/12/30)