SIMフリー/au モバイルWi-Fiルーター
Speed Wi-Fi NEXT WX05
家でも外でも快適インターネット。つながりやすいWiMAXハイパワー対応
製品情報
「Speed Wi-Fi NEXT WX05」は、NECプラットフォームズ製の国産のモバイルWi-Fiルーターです。「Speed Wi-Fi NEXT WX04」の後継機種です。
通信の安定性や速度向上
通信の安定化が期待できるWiMAXハイパワーに対応しています。電波が届きにくいエリアで送信パワーを上げて、つながりにくいエリアでも快適に通信できるようにする機能です。従来より約20%通信速度が改善されています。この機能をオンにしておくと、通常よりバッテリー消耗が早まるとのことなので注意は必要です。
ルーター初心者に嬉しい機能として、おまかせ一括設定を用意しています。選択肢は「通信速度を優先」「スタンダード設定」「バッテリー持ちを優先」という何となくこうしたいと分かる内容です。通信速度を上げるとその分消費電力は増えてしまうという関係です。自宅では「通信速度を優先」で、外では「バッテリー持ちを優先」といった使い分けが可能です。
周囲のWi-Fi使用状況をビジュアル的に表示するツール「Wi-Fiビジュアルステータス」を端末本体で確認できます。それぞれのチャンネルの状況をグラフで確認し、画面タップでチャネルの切り替えができます。端末本体からは1ch、6ch、11chの3チャンネルしか切り替えできませんが、Webからであればそれ以外も設定できます。なお、Wi-Fiの周波数設定が2.4GHz帯の時のみで、5GHz帯の際は表示されません。
ちょっと難しい話かもしれませんが、Wi-Fiは電波で情報のやり取りをしていますが、いろいろな人がWi-Fiを使っているため、近くの人と干渉する恐れがあります。干渉すれば、通信しづらくなります。そのため、Wi-Fiにはチャンネルというそれぞれの道路の車線を用意しています。1~13chまでのチャンネルというあり、少しずつずらしています。そのため、被らないチャンネルに設定することで通信速度が上がりやすくなるということです。とはいえ回りにどのチャンネルを使用した電波が飛んでいるか人間の目では分からないので、視覚的に見えるのはとても便利です。
また、最適な設置場所を探すために電波レベルのインジケータを12段階で表示することもできます。
別売ではありますが、クレードルを用意しています。クレードルに据え置いて充電したり、有線LAN接続やブロードバンドルーターを接続してWi-Fiアクセスポイントとして利用できます。 クレードルに搭載されたWウィングアンテナにはTX Beam Formingが採用されています。スマホなどの端末位置を検知し、狙って電波を送信するので通信の安定性が向上します。
快適通信モードも賢く
通信モードとしてデータ容量が7GB制限のあるWiMAX 2+とau 4G LTE併用の「ハイスピードプラスエリアモード」と、月間データ容量制限のなくWiMAX 2+ネットワークのみ利用する「ハイスピードモード」の2つがあります。「ハイスピードモード」で利用するWiMAX 2+は電波の特性上回り込みにくくエリアが狭くなる傾向にありますが、月間データ容量上限がなく、受信時最大558Mbpsと高速で利用できます。「ハイスピードプラスエリアモード」で利用するau 4G LTEはエリアが広く、キャリアアグリゲーションによりWiMAX 2+と併用して高速で利用できます。ただし、データ容量に制限があるほか、利用月にオプション料金が必要になります。
WiMAX 2+圏外などで一時的に4G LTEを利用したいときに「ワンタイムHS+A」機能が便利です。上記記載のようにau 4G LTEを使う「ハイスピードプラスエリアモード」は7GBの制限があるので、元の通信モードに勝手に変わってくれると戻し忘れがなく楽ですよね。休止や電源OFF、再起動、約10時間経過、指定した解除するデータ通信量に達した時に自動的に「ハイスピードモード」に戻ります。
モバイルルーターとしてのサポート
バッテリーは3200mAhを搭載しています。兄弟機の「Speed Wi-Fi NEXT W05」の2750mAhより大きなバッテリーを搭載しています。長年にわたって端末を使うために電池残量が約70%で充電を停止する「ロングライフ充電」機能を搭載しています。電池残量が十分にある状態で充放電を繰り返すことによる電池パックの劣化を抑えることができます。ただし、「ロングライフ充電」は最大70%までしか充電されないので、遠出する際はOFFにして充電することをおすすめしますかね。
スマートフォンやタブレットと接続する時は、専用アプリ「Aterm らくらQRスタート」でQRコードを読み取るだけで、接続設定が完了するとのことです。接続設定については、これまで利用していたWiFiルーターからSSIDやパスワードなどの設定を引き継げる「WiFi設定お引越し機能」に対応しています。前のWi-FiルーターにWPS機能が搭載されている場合のみ利用できます。
ファームウェアの更新や休止状態への移行、インターネットの接続先の切り替えができる専用アプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」も用意しています。
最大接続可能台数はWi-Fiで10台、Bluetoothで3台、USBで1台。WiMAX 2+とLTEに対応し、受信時最大440Mbps。
スペック
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | ||
---|---|---|
キャリア | SIMフリー/au by KDDI | |
メーカー | NECプラットフォームズ | |
発売日 | 2018年11月8日(UQ) 2019年3月23日(au) |
|
OS | ||
CPU | ||
形状 | ストレート | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約111mm×62mm×13.3mm | |
質量 | 約128g | |
連続待受時間 | 約700時間 | |
連続通信時間 | WiMAX 2+:約8.1時間 LTE:約8時間 |
|
ディスプレイ方式 | メイン | |
サブ | - | |
ディスプレイ解像度 | メイン | QVGA(320×240ドット) |
サブ | - | |
ディスプレイサイズ | メイン | 2.4インチ |
サブ | - | |
カメラ有効画素数 | メイン | - |
サブ | - | |
カメラ機能 | - | |
防水 | - | |
防塵 | - | |
GPS | - | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 4.0 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | - | |
おサイフケータイ | - | |
赤外線通信 | - | |
電池容量 | 3200mAh |
ニュース
2019年3月18日発売
KDDIは、モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX05」とホームルーター「WiMAX HOME 01」の2機種を2019年3月23日より発売すると発表した。
2019年1月24日発表
KDDIは、モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」とホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」の2機種を2019年1月25日より発売すると発表した。
2機種の発売に合わせ、同日にモバイル通信において国内で初めて受信最大速度1Gbpsを超える、受信最大1237Mbpsの高速データ通信サービスを商用提供開始します。
また、2019年4月上旬より、モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX05」、ホームルーター「WiMAX HOME 01」も発売を予定しているという。
関連機種
外部リンク
(最終更新日:2019/03/21)