ソフトバンク スマートフォン
AQUOS R 605SH
IGZOがもたらすリアルな映像美とAIで新たな体験を
製品情報
デザイン
今まではAQUOSのスマートフォンブランドは、NTTドコモ向けが「AQUOS ZETA」、au向けが「AQUOS SERIE」、ソフトバンク向けが「AQUOS Xx」と別れていましたが、今回のモデルから「AQUOS R」に統一。デザインも各キャリアでそれぞれ提供していましたが、基本デザインを統一、というよりも他メーカーがやっているように同じものを供給する形をとっています。違いといえば色ぐらいです。共通カラーは「マーキュリーブラック」と「ジルコニアホワイト」で、ソフトバンク限定カラーとして「ブレイズオレンジ」が提供されます。
ブランドネームに冠された「R」には4つの意味を込めています。液晶のシャープならではのこだわりである「Reality」、なめらかで俊敏な体感をもたらす「Response」、エモパーをはじめとしたAI「Robotics」、2年間のOSのバージョンアップを約束するなどの長く使える「Reliability」。この4つがお客さまへのお約束だとか。
背面パネルは見る角度によって光の反射色が変化する多層膜構造を採用、アルミフレームには鏡面仕上げにより高級感のあるデザインに仕上がっています。ただ、今までのAQUOSスマートフォンにあった3辺狭額縁デザインからすると、他のスマートフォンのデザインと似たように見える。
ディスプレイ
約5.3インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載。解像度はワイドクアッドHDでフルHDの約1.8倍にもなる画素数によって、きめ細やかで美しい表示を可能にしています。表示ももっと美しくするため、色再現範囲を広げる「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載したり、HDR10規格準拠の高画質4K HDRコンテンツの再生に対応するなどしています。4Kとは言っていますが、実際の表示はワイドクアッドHD解像度となりますよ。
従来通り倍速120Hz駆動のハイスピードIGZO液晶ディスプレイ採用。従来の60Hz駆動に比べ、画面スクロール時や動きの激しい動画でも、残像を抑えたなめらかな描画です。今回は、液晶パネルの応答速度を向上させる優れた設計により、従来の120Hz液晶表示よりも残像感の少ない見やすい表示となっている。IGZOは省エネにも役立ち、常に120Hz駆動ではなく、動きがあるときは毎秒120Hz駆動、静止しているときは1Hz駆動表示といった「液晶アイドリングストップ」という仕組みを採用することで、消費電力を抑えることができています。
2.5Dガラスでサイドの角を丸めて、ディスプレイ面とフレームに一体感を持たせた美しいラウンド形状を実現。強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」も採用しています。
カメラ
画質改善認証プログラム「GR certified」を取得して提供してきた経験から、22mm相当の超広角レンズと画像処理エンジンを新開発して搭載している。従来より進化したAQUOSのカメラテクノロジーを体感しよう。なんかいい感じ。
解像度は2260万画素と高く、画角90度の広角レンズを採用しているので、広い範囲を撮影した上でInstagram等で写真加工によるトリミングをしても高画質を維持できます。F値1.9の明るいレンズなので夜景にも強いです。センサーと一体の新オートフォーカスシステムを採用し、高速かつ、撮りたい被写体に素早くピントを合わせられるようになりました。マルチオートフォーカスにも新たに対応し、構図に応じたフォーカスも可能です。
レンズを動かす範囲を拡大し、補正効果が向上した光学式手ブレ補正を搭載。電子式手ブレ補正より、画質劣化を抑えた補正を実現。手ブレしやすいシチュエーションでも、クリアな写真や動画を撮ることができます。動画撮影では、レンズを物理的に動かす光学式と電子式をシーンに合わせて切り替えて使える「W手ぶれ補正」を搭載しています。うす暗いシーンは光学式手ブレ補正が強いのですが、動きながら撮る動画には電子式手ブレ補正が強いのです。用途に応じた手ぶれ補正を使います。
シャープのカメラには初心者でも撮影シーンに合わせて、バランスのとれた撮影になるようアドバイスが表示される「フレーミングアドバイザー」がありましたが、上手くいかないことや急いで撮影してアドバイスを無視することもあるでしょう。今回は、カメラがおすすめの構図に補正してくれる「インテリジェントフレーミング」を用意しています。任せっぱなしできれいな写真が撮れちゃうから、初心者は撮影技術はつかないし、プロは面白味がないのでは。
いえいえ、プロでも楽しく撮影できる「フルマニュアルモード」を用意しています。ホワイトバランスやISO感度、シャッター速度に留まらず、フォーカス位置や自動露出(AE)基準点等、細かなパラメーターが操作可能です。
撮影機能には4K動画撮影、背景ぼかし、タイムラプス、花火撮影、モノクロ撮影といった機能を用意しています。
インカメラも大幅強化されています。画角約85度からメインカメラと同様の約90度の23mm相当広角レンズ搭載、解像度も500万から1630万に大きくアップしています。小顔補正や美肌調整機能でセルフィも楽しい。
ネットワーク
2つの超高速通信が使える「Hybrid 4G LTE」に対応。「SoftBank 4G」では、ソフトバンクのスマホ史上最速となる受信時最大612Mbpsに対応しています(2017年4月現在)。AXGP(2.5GHz)とTDD-LTE(3.5GHz×2)の2つの通信方式・3バンドを「キャリアアグリゲーション」や「4×4 MIMO」、「256QAM」などの最新技術で高速化がされています。また、ソフトバンクが提供する5Gの有力な要素技術のひとつである「Massive MIMO」に対応している。「Massive MIMO」は1つの基地局に最大128本のアンテナを搭載してユーザーごとに1アンテナを独占させる技術で、人が多く集まる場所でも通信速度が低下しにくい。なお、「SoftBank 4G LTE」は複数の周波数帯を重ねる「キャリアアグリゲーション」や「256QAM」などの最新技術対応により2GHz、1.8GHz、900MHzの3バンドで受信時最大350Mbpsを実現。
LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスに対応。VoLTE(HD+)により従来より高音質になっています。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac対応。最大10台まで接続できるWi-Fiテザリングや、Bluetoothテザリング、USBテザリングを利用可能。複数のアンテナを使って同時通信し、Wi-Fiの通信速度を約2倍にアップさせるMIMOに対応しているほか、Wi-Fiルーター1台に対し複数のスマホが同時通信していても、速度低下を抑えるMU-MIMOにも対応。Bluetooth 5.0をサポートしている。
便利機能
基本スペックですが、OSはAndroid 7.1採用、CPUはオクタコア(2.2GHz×4+1.9GHz×4)を搭載。内蔵メモリのRAMは4GB、ROMは64GB搭載。ROMにはファイルシステムにUFSを採用し、読み出し速度が従来に比べ約3倍になり、アプリの起動や切り替えが高速でリッチなアプリでも快適に動作します。最大256GBのmicroSDXCにも対応。
フルセグ、ワンセグ、おサイフケータイ、NFCに対応しています。赤外線通信非対応となっています。
IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵対応。イヤホンジャック、USB端子はキャップレス防水仕様。
3160mAhバッテリーを搭載。徹底した発熱対策を講じています。本体外郭近くに端末温度を監視する温度センサーを配置し、より正確な温度監視が可能になりました。内部構造にアルミニウム合金を採用することで、素早く熱を拡散しCPU付近だけ熱くなることを防止しています。
指紋認証センサーを本体下部に搭載しています。指紋は5つまで登録でき、ホームキーとしても使用可能です。
今回からAIも大幅強化しています。従来同様AQUOSの人工知能「エモパー」が話かけてきたり、メモリマインドしたり、健康管理をしてくれます。新たに追加になったのがクルっと回る充電台「ロボクル」。充電しておけば回転して人の顔をインカメラで検知して、お知らせしてくれます。メールの新着通知や、不在着信が来ているとき、電話やアラームが鳴ったとき、天気や急上昇ワードなどの情報があるときに動作するとのこと。
外部接続端子は、USB Type-Cが採用されています。上下の区別がないので、どちらの向きからでも差し込むことが可能です。ただし、USB Type-Cの充電器やケーブル、変換アダプターなどは同梱されないので購入時は注意です。また、急速充電「Quick Charge 3.0」に対応しています。
スペック
AQUOS R 605SH | ||
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キャリア | ソフトバンク | |
メーカー | シャープ | |
発売日 | 2017年7月7日 2017年7月14日(Blaze Orange) 2017年11月17日(オパールブルー、カッパーブラック、オーロラピンク) |
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OS | Android 7.1(発売時) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 MSM8998 オクタコア(2.2GHz×4+1.9GHz×4) | |
形状 | ストレート | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約153mm×74mm×8.7mm | |
質量 | 約169g | |
連続待受時間 | 3G:約580時間 LTE:約505時間 AXGP:約485時間 GSM:約 520時間 |
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連続通話時間 | 3G:約1520分 LTE:約1490分 GSM:約770分 |
|
ディスプレイ方式 | メイン | IGZO |
サブ | - | |
ディスプレイ解像度 | メイン | WQHD(2560×1440ドット) |
サブ | - | |
ディスプレイサイズ | メイン | 5.3インチ |
サブ | - | |
カメラ有効画素数 | メイン | 約2260万画素 |
サブ | 約1630万画素 | |
カメラ機能 | 4K動画撮影/手ぶれ補正 | |
防水 | IPX5,IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
GPS | 〇 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 5.0 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | 〇 | |
おサイフケータイ | 〇 | |
赤外線通信 | - | |
電池容量 | 3160mAh |
ニュース
2019年1月17日製品アップデート
ソフトバンクはシャープ製スマートフォン「AQUOS R 605SH」の12月26日より提供中断していたOSアップデートの提供を再開した。
2018年12月26日製品アップデート
ソフトバンクはシャープ製スマートフォン「AQUOS R 605SH」の12月20日より提供していた製品アップデートにおいて、本OSアップデート完了後ごくまれに正常に起動できない事象が確認されたため提供を中断したと発表した。
2018年12月20日製品アップデート
ソフトバンクはシャープ製スマートフォン「AQUOS R」をAndroid 9.0にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2018年1月30日更新再開
ソフトバンクは1月12日よりOSバージョンアップの提供を一時見合わせていたが、再開の準備が整ったため1月30日より再開すると発表した。
2018年1月12日更新中断
ソフトバンクは12月21日より提供しているOSバージョンアップを実施した後、まれに一部端末において通信不安定や圏外表示となる事象が確認されたため、OSバージョンアップの提供を一時見合わせていると発表した。
対処版の準備が整い次第、案内される。
2017年12月21日製品アップデート
ソフトバンクはシャープ製スマートフォン「AQUOS R 605SH」をAndroid 8.0へバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2017年11月14日発売
ソフトバンクは「AQUOS R 605SH」の新色3色「オパールブルー」、「オーロラピンク」、「カッパーブラック」を11月17日に発売すると発表した。
2017年7月14日発売
ソフトバンクは2017年7月7日より発売している「AQUOS R 605SH」で販売を開始していなかったカラー「ブレイズオレンジ」について2017年7月14日に発売すると発表した。
2017年7月4日発売
ソフトバンクは、SoftBankブランドの新商品としてシャープ製スマートフォン「AQUOS R」、HTC製スマートフォン「HTC U11」、京セラ製スマートフォン「DIGNO G」を7月7日に発売すると発表した。
2017年5月11日
関連機種
外部リンク
(最終更新日:2019/01/18)