ドコモ スマートフォン
M Z-01K
想像を超える。無限の可能性。
カラー
製品情報
「M Z-01K」はドコモが企画立案し、ZTEと共同開発したAndroidスマートフォンです。日本発のモデルですがグローバルに展開することが決まっており、AT&T、中国電信ではすでに発売、Vodafone、TIMなど世界のキャリアでも発売が予定されています。
最大の特長となる2つの画面を搭載した折りたたみ型のモデルとなります。2つの画面は、縦に持った状態で左右に開閉するタイプ。開くと5.2インチの画面が左右に2つ並び、合わせて約6.8インチ相当になります。閉じた状態では表裏どちらにも画面がある状態となります。メイン画面はカメラのある面で、閉じた状態では基本的にそちらの画面で操作を行うことになります。
珍しいデザインの製品ですが、実は過去に同じものがドコモで取り扱われていました。それが、2013年4月に発売されたNECカシオモバイルコミュニケーションズ製の「MEDIAS W N-05E」です。メーカーは違えど5年経ったことで画面サイズが大きくなったり、画面左右の額縁が狭くなったことで2枚の画面の連続感が強くなるなど進化しています。NECも「MEDIAS W」を北米やタイへ展開を志していましたが、スマートフォン事業への撤退を表明したことで、中途半端な形で終わっていた端末ともいえます。
このスタイルはさまざまな使い方ができます。「1つの画面で動画を見ながら、もう片方の画面で友達とメールを楽しむ」、「各画面で地図アプリとブラウザを同時に表示してお店探しをする」など、マルチタスクを快適に行えます。画面間のアプリ移動もかんたんに行えます。表示モードを「2画面モード」「大画面モード」「ミラーモード」「通常モード」の4種類から選択できます。画面下部ソフトウェアキーにあるMボタンをタップすることで表示モードを切り替えることができます。「2画面モード」で快適なマルチタスク、「大画面モード」で2画面を連結させたタブレットに近い感覚、「ミラーモード」でスタンドのように立てて対面の相手と同じ画面の共有に、「通常モード」でいつものスマートフォンと同じ操作を片手で持ちやすいサイズで行えます。
カメラはメインカメラ、インカメラ兼用のため、F値1.8の2030万画素の高画質カメラを搭載しています。また、折りたたみのため、立たせることが簡単で安定します。三脚なしでもゴルフスイングやダンスのフォームの確認、集合写真の撮影が可能となっています。パノラマやスローモーション、タイムラプスなどの撮影モードも用意されています。
オーディオについては、本体正面と底面にスピーカーを搭載しています。映画館などで導入されているDolby Atmosに対応しているので、立体的な3Dサウンドが楽しめます。
基本スペックですが、OSはAndroid 7.1採用、CPUはクアッドコア(2.2GHz×2+1.6GHz×2)を搭載。内蔵メモリのRAMは4GB、ROMは64GB搭載。最大256GBのmicroSDXCにも対応しています。ワンセグ、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、防水、防塵など日本定番機能には非対応となっています。
ネットワーク面ですが、受信時最大500Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応しています。キャリアアグリゲーションは3波にも対応しているほか、情報密度を高めて一度に運べるデータ量を増加させる「256QAM」にも対応しています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。
スペック
M Z-01K | ||
---|---|---|
キャリア | NTTドコモ | |
メーカー | ZTEコーポレーション | |
発売日 | 2018年2月9日 | |
OS | Android 7.1(発売時) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 821 MSM8996 Pro クアッドコア(2.2GHz×2+1.6GHz×2) | |
形状 | 折りたたみ | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約151mm×72mm×12.1mm(最厚部:約12.1mm) | |
質量 | 約226g | |
連続待受時間 | 3G:約440時間 LTE:約410時間 GSM:約290時間 |
|
連続通話時間 | 3G:約640分 LTE:約980分 GSM:約570分 |
|
ディスプレイ方式 | メイン | TFT |
サブ | TFT | |
ディスプレイ解像度 | メイン | フルHD(1920×1080ドット) |
サブ | フルHD(1920×1080ドット) | |
ディスプレイサイズ | メイン | 5.2インチ |
サブ | 5.2インチ | |
カメラ有効画素数 | メイン | 約2030万画素 |
サブ | - | |
カメラ機能 | 4K動画撮影/手ぶれ補正 | |
防水 | - | |
防塵 | - | |
GPS | 〇 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
テザリング | 〇 | |
Bluetooth | 4.2 | |
タッチパネル | 〇 | |
ワンセグ | - | |
おサイフケータイ | - | |
赤外線通信 | - | |
電池容量 | 2930mAh |
ニュース
2018年12月5日製品アップデート
ドコモはZTE製スマートフォン「M Z-01K」をAndroid 8.1にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
新たな撮影機能として、赤ちゃんを撮影する際に赤ちゃん側になるメインディスプレイにカラフルなモーションを表示して目線を引きつける「ベビーモード」と、2画面ディスプレイの両方に撮影プレビューを表示して被写体側も確認しながら撮影できる「プレビューモード」が追加される。
2018年2月5日発売
ドコモは、ZTE製スマートフォン「M Z-01K」を2018年2月9日に発売すると発表した。
2018年1月5日発表
ドコモはZTE製スマートフォン「M Z-01K」の事前予約を1月12日10時から開始すると発表した。
関連機種
外部リンク
(最終更新日:2018/12/08)