製品情報
日本らしい気配り
2018年夏に登場した「arrows Be F-04K」の後継機種になります。ドコモのarrowsはハイスペックなNXシリーズとミドルレンジのBeシリーズが最近の投入状況です。NXはここ最近ずっと見送られていますが、お手頃価格の端末が登場します。
今年の夏から通信料と端末代の分離プランが必須となったことで、お手頃価格機種が良い選択肢となっています。
企画から製造、サポートまでを国内工場で行うメイドインジャパンなスマートフォンです。品質面でも安全かと思います。
細かいところまで気がきくことは日本の良いところです。日本語を賢く文字変換する「Super ATOK ULTIAS」を搭載。ストラップホールも本体正面から左下に用意しています。落下防止用ストラップをつけたり、おしゃれなぬいぐるみをぶら下げたり、ガラケーのときの楽しさも味わえます。
スマートフォン初心者でも安心なシンプルモードも用意しています。文字が大きくて操作が簡単。
ワンセグにも対応しており、珍しくTVアンテナ内蔵型です。外付けケーブルなんて用意せず、ロッドアンテナを本体からにょきっと出してテレビを見ることができます。NHKさんには言い訳ができませんけど。
従来通りのタフネス性能は健在
高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させて画面が割れないことを確認する試験にクリアしています。高さ1.5mは大体耳の位置からなので、電話中にうっかり落としても大丈夫かもしれません。でも、落とさないでくださいね。画面が割れないだけで本体にも傷が付きますし、100%割れない保証があるわけでもありませんので、大切に使ってあげてください。
防水や防塵、耐衝撃はもちろんのこと米国国防総省のMIL規格23項目にも準拠しています。デザインは一般的なスマートフォンと同じようですが、実はかなりタフネスなスマートフォンです。このデザイン性は、継ぎ目がなく軽くて頑丈なユニボディと、高剛性の樹脂材(ガラスフィラー)を採用したことで実現しています。
MILスペック項目の内容としては、落下、衝撃、浸漬、粉塵(6時間風速有り)、粉塵(72時間)、塩水噴霧、湿度、太陽光照射(連続)、太陽光照射(湿度変化)、振動、風雨、雨滴、高温動作(60℃固定)、高温動作(32~49℃変化)、高温保管(70℃固定)、高温保管(30~60℃変化)、低温動作(-20℃固定)、熱衝撃、低温保管(-30℃固定)、低圧保管、低圧動作、氷結(-10℃氷結)、氷結(-10℃結露)となっています。
泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で洗える防水性能を備えています。意外とスマホは汚れているという話は聞きます。富士通でも洗えるスマホを投入しており、従来モデルも同様に対応していました。国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープあるいは国内メーカー製の家庭用液体タイプの食器用洗剤を使用するよう案内しており、固形石鹸や粉末石鹸などでは洗浄してはいけないといいます。食器用洗剤は原液を直接つけないようにも案内しています。
エクスライダーで快適操作ー
新しいUIとなるセンサー「Exlider」を背面の指紋認証センサーに内蔵しました。もともとサイドにある電源ボタンに搭載されていましたが、指紋センサーとともに移動しました。
Webページや電子書籍、ドキュメントの拡大縮小が可能です。センサーを触れ続けるだけで一気に1.5倍まで拡大できるほか、触れ続けながら上へスライドで拡大、下にスライドで縮小できます。拡大率は最大5倍です。
Webブラウジング時のスクロールも指でセンサーをなぞるだけで可能ですので、いちいち画面に手を持っていかなくても、自然な手の位置から操作可能です。横から見ている人はマジックかと思うかもしれません。
今回背面に移動したことで、従来の電源の縦長ボタンから丸型センサーに変更されています。そのため、スクロールが横でも縦でも指を動かした方向で操作が可能となりました。
高輝度・高コントラスト・広視野角といった特長を持つ有機ELディスプレイを採用しています。有機ELだからこそ画面をオフにしていても、時刻や日付、電池残量などを常時表示可能です。
ディスプレイは5.6インチで切り欠きのない一般的なディスプレイになります。ただし、従来機種に比べるとベゼルがかなり細くなっています。
健康に気をつけて楽しむ
ヘルスケアを目的としたアプリ「ララしあコネクト」をプリインストールしています。「ララしあ」は、「楽しく健康」をテーマに掲げる富士通のヘルスケアサービスで、富士通ユーザーが利用できます。「arrows Be3」でもハードウェアと連携したヘルスチェックが可能で、背面に脈波センサーを搭載しています。「らくらくスマートフォン me F-01L」で初搭載されたセンサーで、カメラの左側にある一見フラッシュかなと思える四角の部分です。血管年齢やストレス度を測れます。
従来より搭載しているインカメラで顔を撮影して心拍計測できる機能も用意されています。その他にも歩数計や、夜に測定状態で枕元に置くと睡眠を分析できる機能もあります。
カメラはシングルながらも、動物や夜景など9シーンにおいて、被写体を自動認識し、露出・彩度などを最適化なモードに自動選択するAI機能を搭載しています。AIで人物を認識した際は、ポートレート切替ボタンが出現。背景をぼかし、被写体がよりくっきりと鮮明になる「ポートレート撮影」ができます。また、AIで夜景を認識した際は、花火とイルミのボタンを表示して、ユーザーが撮りたいものを選択できます。
撮影モードに選択した被写体を追ってスムーズにズームする「Live Auto Zoom」機能も用意しています。子どもを追っかけながらズームアップまでしようとすると大抵の場合見失うので、ファミリーやペットで役立つ機能です。
インカメラには8段階の美肌補正機能を搭載しています。また、セルフタイマーを設定すると、インカメラ付近のディスプレイにタイマーが表示され、それが目線ガイドになって自然と目線がカメラに向くように誘導するようになっています。
端末代金としては3万4056円とお求めやすい価格設定になっています。端末購入補助となる「スマホおかえしプログラム」は対象ではありません。
基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア(1.8GHz×8)を搭載。内蔵メモリのRAMは3GB、ROMは32GB搭載。最大400GBのmicroSDXCにも対応しています。ワンセグ、おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵、耐衝撃に対応しています。フルセグや赤外線通信は非対応です。
ネットワーク面ですが、受信時最大150Mbpsに対応しています。キャリアアグリゲーションといった高速通信化技術には非対応です。LTE上で従来よりクリアな高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE(HD+)」サービスには対応しています。
スペック
キャリア | NTTドコモ |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
発売日 | 2019年6月7日 |
形状 | ストレート |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約147mm×70mm×8.9mm(最厚部:約8.9mm) |
質量 | 約145g |
OS | Android 9.0(発売時) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 450 SDM450 オクタコア(1.8GHz×8) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
連続待受時間 | 3G:約680時間 LTE:約610時間 GSM:約550時間 |
連続通話時間 | 3G:約920分 LTE:約1200分 GSM:約950分 |
ネットワーク | |
GPS | 〇 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | 〇 |
Bluetooth | 4.2 |
メインディスプレイ | |
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サイズ | 5.60インチ |
解像度 | フルHD+(2220×1080ドット) |
方式 | 有機EL |
サブディスプレイ | |
サイズ | - |
解像度 | - |
方式 | - |
カメラ有効画素数 | |
メイン | 約1220万画素 |
サブ | 約810万画素 |
カメラ機能 | フルHD動画撮影/手ぶれ補正 |
その他 | |
防水 | IPX5,IPX8 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | MIL-STD-810G |
タッチパネル | 〇 |
ワンセグ | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 |
赤外線通信 | - |
電池容量 | 2780mAh |
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アクセサリ
保護フィルム | 画面を割れや傷から守ってくれる美しさを保つ番人のような存在。一般的でお求めやすいプラスチック系のPET素材から画面が見やすく強度を高められるガラス素材のものがあります。また、コーティング技術も高く、クリアに見える光沢や、指紋防止、ブルーライトカットなどのコーティングから自身の利用に合うものを選んでほしいと思います。 |
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ケース | 長く使うための保護機能だけでなく、可愛らしい表現をプラスする服のような存在。本体にシールを貼るのはおすすめできませんが、ケースなら自由に遊べます。一般的なケース型だけでなく、ICポケットがある手帳型から本体そのもののデザインを活かすバンパー型など形状から素材まで本当に種類が多いため、迷ってしまいますがそれもまた楽しい。 |
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本体 | 白ロムは中古端末であり、巡り合わせが良ければ安くて良いものが手に入るかも!?ただ、白ロムはあくまで中古ですので、思わぬ所の傷や最悪動かないことも可能性としてあるので、写真も載っている信頼性のあるところで選ぶのが無難です。以下は管理人も利用したことのあるショップですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。 |
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関連機種
ニュース
2020年11月5日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより「マナーモード設定画面の表示が正しく表示されない場合がある事象」や「ロック画面の時刻表示が更新されない場合がある事象」などが改善されると案内している。
2020年7月13日製品アップデート
ドコモは富士通製スマートフォン「arrows Be3 F-02L」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。
2020年4月6日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより「まれに、通話中意図せずミュートになる場合がある事象」などが改善されると案内している。
2019年10月15日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより、より快適に利用できるよう品質などが改善されると案内している。
2019年7月30日製品アップデート
ドコモは製品アップデートにより「通話中、耳から端末を離してもまれに画面が点灯しない場合がある事象」などが改善されると案内している。
2019年6月7日製品アップデート
製品アップデートにより「まれに、イヤホンを挿しているにも関わらず端末本体のスピーカーから音が出る場合がある事象」などが改善される。
2019年6月3日発売
ドコモは、富士通製スマートフォン「arrows Be3 F-02L」を6月7日に発売すると発表した。
2019年5月16日発表
ドコモは、2019年夏モデルラインナップとして、富士通製スマートフォン「arrows Be3 F-02L」を2019年6月上旬に発売すると発表した。
発売に先立ち、2019年5月16日より事前予約の受付を開始する。
ドコモでは、スマートフォン9機種、ケータイ1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計11機種を発表している。
外部リンク
(最終更新日:2020/12/30)